院内処方と院外処方について

                        (朝日新聞・朝刊 2017.11.25「声」より転載)

院外処方の不自由さを切々と訴えた読書欄への投書です。

この方は、せめて有効期限を延ばして欲しいと訴えていますが、院内処方を行っている医療機関の存在をご存知ないのでしょうか。

こういった医療機関へかかれば有効期限云々の問題をクリアできるだけでなく、その場で薬剤を入手出来ます。

そして何より、院外処方より安価(お値打ち)という利点もあります。

昨今、新規開業は門前薬局とセットになっています。

その結果、今や院内処方を行っている医療機関は「絶滅危惧種」のような存在です。

「悪貨は良貨を駆逐する(Bad money drives out good)」といったら言い過ぎでしょうか。