2016.11.18

インフルエンザ流行

当学区は中学校での流行(学級閉鎖)を皮切りにインフルエンザA型が流行中です。

例年より2か月も早い流行です。

 

2016.7.12

昨今の週刊誌の医療記事についての見解  

最近話題となった「週刊◯◯」や「週刊◯◯◯」などの医療記事は、新聞の見出しだけでも随分と刺激でした。

言葉を言い換えるとトンデモなくエゲツないものでした。

 

雑誌がよく売れたとみえて第2弾、第3弾とシリーズものとなりました。

(その後、歯科医療に「飛び火」しました)

 

今回のような薬の記事の中で意見を述べている医師には共通点があります。

コメントしているのが斯界の権威の医師ではないということです。

それと、専門の医師(専門医)を目の前にして学会で発表された内容では決してありません。

専門医や学会に背を向けて、一般の人に向かって副作用のみ強調して不安を焚きつける行為をしているのです。

今回の記事にコメントを寄せた医師の一人に◯◯大学医学部名誉教授という肩書きの先生がいます。

「コレステロールは下げ過ぎると死亡率が上がる」と唱えている人です。

この方は基礎医学の先生(学者)で、日常臨床で診療を行っているわけではありません。

つまり、「コレステロールを下げる薬(クレストール)で筋肉が溶ける」ことを自分で経験したわけでもないのです。

そして「コレステロールを下げる薬」はスタチン系薬剤といわれ、クレストール以外にも数多くあります。

「クレストール」のみが槍玉に挙げられたのも実に不思議です。

 

また驚くべき事実もあります。

この医師と一緒に論陣を張っている人に◯◯大学医学部教授という肩書きの「先生」がいます。

その方は医師ではありません。

◯◯大学工学部が最終学歴なのです。

当然のことながら患者さんの診察など一度もしたことがないはずです。

こういった図々しさはどこから生まれたものなのでしょうか。

「体験を通じた事実」ではないのです。

週刊誌の記事は当然記者が書きます。

しかし、「記者が脚色して書いたことだから」などという言い逃れは許されません。

まさしく「綸言汗の如し」「口より出せば世間」です。

 

副作用のない薬などありません。

処方する側の医師は、万が一の副作用に十二分の注意を払いつつ、主作用によるメリットを重視するのは当たり前のことです。 

 

ごく稀にみられる副作用のみ強調して患者さんの不安を煽ることは普通の医師には出来ないことです。

服薬を中止する弊害の責任は彼らがいつに負うべきです。

 

(といっても決して彼らは責任をとってくれませんが)

 

●2016.5.26

今夏はブラジル・リオでオリンピックが開催される。ヒトスジシマカが媒介するジカ熱は中南米や東南アジアで流行中であり、今後世界中に広がる懸念もある。蚊には多くの種類があり、蚊によって引き起こす感染症も異なる。

蚊が運ぶ病気を防ぐ

http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42811003.html

●2016.5.26

「前高血圧症」の脳卒中発症リスク

http://yaplog.jp/hurst/archive/327

(血圧は、少し高めという場合も安心してはいけない)

●2016.5.13

「やせホルモン」と呼ばれる「アディポネクチン」って何?

http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/152.html

●2016.5.13

骨を丈夫に保ち、”健康寿命”を延ばそう

http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/153.html

●2016.5.13

夏に注意したい感染症

http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/155.html

 

●2016.2.11

ジカ熱について  厚労省検疫所

●2016.1.31

リンゴ病が流行中

子どもの頬が赤くなるリンゴ病として知られる「伝染性紅斑」の患者数が、この冬、過去10年で最も多くなっていることが国立感染症研究所のまとめでわかりました。

妊婦が感染すると、流産や死産につながることもあるため、感染研では予防を呼びかけています。

伝染性紅斑はウイルスを含む飛まつを吸い込んだり、物に触れたりすることで感染します。

1~2週間の潜伏期間後、発熱や筋肉痛などを訴え、その1週間後に両頬が赤く腫れる典型的な症状が表れます。

患者の9割以上を9歳以下の子どもが占めますが、妊娠中に感染すると半数弱が流産や死産につながるという報告もあります。

4年ぐらいの周期で流行する傾向があり、今年も流行する可能性があります。

妊婦が、体調を崩している子どもの世話をする場合、食器を別にし、しっかり手洗をしましょう。

 

●2016.1.31

B型肝炎ワクチンおよびA型肝炎ワクチンの供給状況について

平成28年1月29日、厚生労働省より化学及血清療法研究所(以下、化血研)が製造販売するB型肝炎ワクチン「ビームゲン注」及びA型肝炎ワクチン「エイムゲン」に対する出荷自粛の要請を解除するとのプレスリリースが下記の通り行われました。

 

なお、化血研によると必要な行政手続きを経た後に出荷が開始されるため、出荷時期ついては現時点で未定とのことですが、早ければ週明けには医療機関への納品が始まる見込みとなっております。

 

また、MSD株式会社が製造販売するB型肝炎ワクチン「ヘプタバックス-Ⅱ」につきましては、出荷の前倒し等供給体制の強化が取られております。

 

ただし、出荷再開直後は供給量にも限りがあります。

 

<参考>

一般財団法人化学及血清療法研究所が製造販売する組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)、乾燥組織培養不活化A型肝炎ワクチンについて

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000110599.html

 

●2015.11.4

11月2日(月)よりインフルエンザワクチン接種を開始しました。

出来るだけ水、土、日、祝を除く午後4時〜午後4時30分の予防接種の診療枠(11、12月にみの特別枠)をご利用下さい。

風邪などの感染症で来院される方との接触を避けることが出来、かつ待ち時間が少なくて済みます。

(費用などについて詳しくは「当院からのお知らせ」も参照下さい

 

●2015.11.4 <診察室に「自動血圧計」導入予定>

開業以来26年間、血圧測定はゴム球でシュポシュポ加圧して測定して来ました。より正確を期すために「自動血圧計」を使って聴診器による聴診法と併用することとしました。(実際は院長高齢化のための「機械化」です)

 

●2015.10.23

2015年(平成27年)年末年始の診療 

年内 12月29日(火)午前中まで

年始 1月4日(月)より

 

●2015.10.23

乳児のワクチンを受け付けています。

個別接種または同時接種のいずれにも対応しますが、ワクチンの取り寄せのために事前の予約をお願いします。

納入されたワクチンは業者への返品が出来ません。

したがってキャンセルのないようにご協力下さい。

 

●2015.10.23

当院でのインフルエンザワクチンの開始は11月2日(月)からです。

年内で終了しますので2回接種が必要な13歳未満の方または13歳以上65歳未満の方で2回接種を希望の方は早めに1回目を接種されることをお勧めします。

2回接種される方は3 ~ 4週間間隔をあけた方が免疫効果が上がるといわれています。

(インフルエンザワクチンについては「当院からのお知らせ」も参照下さい