慢性心不全

慢性心不全とは?心臓病との付き合い方

https://medicalnote.jp/contents/170112-001-LW

・心不全とは心臓の機能、つまり全身に血液を送り出すポンプの力が低下した状態をいいます。

心不全になると、あらゆる臓器を含め全身に必要量の血液を送り出すことができなくなり、肺や全身に血液が滞るうっ血状態を生じます。

 

心不全には大別すると、慢性心不全と急性心不全とがあります。


心不全の定義

http://osler.blog21.fc2.com/blog-entry-213.html

 

急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年度改訂版)

http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf

 

急性・慢性心不全診療ガイドライン・エッセンス 

https://www.jhf.or.jp/pro/a&s_info/guideline/post_4.html


急性・慢性心不全診療心不全ガイドライン:vol.1 改訂のポイント

http://www.yumino-clinic.com/blog/iinchou/2018/05/000862.html


急性・慢性心不全診療ガイドライン2017 主な変更点

https://young-ericu.hatenablog.com/entry/2018/03/31/JCS2017-HF

 

心不全ガイドライン、急性と慢性統合し全面改訂

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201803/555356.html

 

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心不全の診断基準(ドクター用)

Framinghan基準での心不全  (New Engl J Med 1971;285:1441)

 

大基準                          小基準

・発作性夜間呼吸困難ないし起坐呼吸    ・浮腫

・頚静脈怒張                     ・夜間咳瞰

・ラ音                          ・労作時呼吸困難

・心拡大                         ・肝腫大

・Ⅲ音奔馬調律                    ・胸水貯留

・肺うっ血・肺水腫                ・頻脈(>120bpm)

・中心肺脈圧>16cmH20            ・体重減少(≧4.5kg/5days)

・肝頚静脈逆流                       (体重減少が心不全治療に反応して

・循環時間延長(≧25秒)                   起これば,大基準として扱う)

 

 

診断は,大基準2項目,あるいは大基準1項目十小基準2項目


心不全の原因(ドクター用)

心不全の原因

1,心筋疾患

 (1)虚血:心筋梗塞,虚血性心筋症など

 (2)心筋変性

   1)特発性:拡張型心筋症,肥大型心筋症,拘束型心筋症

   2)続発性:アルコール性心筋症など

   3)過負荷:高血圧性心疾患など

   14 )炎症:心筋炎,感染性心内膜炎など

     5)薬物:β遮断薬,抗不整脈薬,抗炎症薬,アドリアマイシンなど

2,弁膜疾患,僧帽弁,大動脈弁,三尖弁などの狭窄,閉鎖不全

3.不整脈:心室頻拍,頻脈性心房細動,高度徐脈など

4.先天性心疾患,フアロー四徴症,心室中隔欠損症など

5.心膜疾患,心タンポナーデなど

6.血栓塞栓症:肺血栓・塞栓症など

7.その他:甲状腺疾患,高度貧血など

 


(「日本心臓財団」のサイト)

 

 

心不全の危険度チェック

□ 75歳以上である

□ 女性である

□ 貧血がある

□ 心臓の病気がある

□ 生活習慣病がある

□ 喫煙している

□ 動脈硬化性の病気がある