風邪
夏風邪を防ぐには…
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風邪にかかりやすい生活習慣
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/39278703.html
扁桃炎、風邪と勘違いに注意を
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42295793.html
風邪をひきやすいのは睡眠中
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風邪、薬に頼りすぎず
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かぜと細菌感染の違い-医療者はどのように見分けている!?
https://medicalnote.jp/contents/160223-016-OR
・細菌は栄養と水さえあれば自ら増殖できるのに対し、ウイルスは単独では増殖できません。
また、ウイルスのほうが細菌に比べてはるかに小さい、という大きさの違いもあります。
このように細菌とウイルスには微生物学的にも大きな違いがあるため、細菌感染とウイルス感染の症状の出方にも違いが生じます。
細菌感染はウイルス感染と違い、他症状はあまりでなく、原則として単一の臓器に菌が感染するもので、複数の臓器へ同時に細菌感染が起こるケースは稀です。
したがって、いろいろな部位でいろいろな症状が現れるものがウイルス感染、つまりかぜであり、単一の臓器に感染し、単一臓器の症状が現れるのが細菌感染ということになります。
・かぜは上気道の感染症と考え、その中でも次の3つの症状の有無をチェックするようにします。
3つの症状とは、(1)咳、(2)鼻水、(3)のどの痛みで、これを確認することを“3症状チェック”と呼びます。
これらは、一見すると単一の臓器に起こるもの考えてしまいがちですが、咳は気管や肺の感染に伴う症状であり、鼻水は鼻の感染による症状、のどの痛みはのどの感染による症状といったように、解剖学的には別々の臓器に起こっている感染と考えます。
これらの症状が急に、または同時期に同程度に生じている場合は「典型的かぜ型」と定義します。
ここでいう「同時期に出る」とは、ある瞬間から3つの症状が同時に出るということではなく、約24時間で3つの症状が現れるということです。
「風邪」の診断は、いとも簡単であるかのように書かれることが多いのですが、臨床現場での風邪の診断は意外とお粗末であることに気づかれる方も多いのではないでしょうか。
大した診察もせずに、最初から「風邪」と決めつけて診察する医師も数多くいます。
普通にいうところの抗生剤が不要な「風邪」は(ごくありきたりの)ウイルス性の感染症であり、「普通感冒」という専門用語があります。
こういった際にも、混合感染といって経過中に抗生剤が必要になる場合もあります。
一方、マイコプラズマ感染症や溶連菌感染症やインフルエンザのような「普通感冒」と紛らわしい感染症は(「普通感冒」もひっくるめて)「かぜ症候群」といいます。
風邪と思って医療機関を受診される方も、そのぐらいの知識を持っておかれると「普通感冒」や「かぜ症候群」の中には抗生剤が必要な場合があることを受け入れてもらえます。
もちろん抗生剤が不要なケースもたくさんあります。
要は「普通感冒」と「かぜ症候群」を区別して治療していただける医師にかかることをお勧めします。
いずれにしろ素人判断は禁物です。