医療記事 メモ帖

 

医療関係者が書いた記事やSNSから拾った記事など、ソースはさまざまです。

従って、申し訳ありませんが内容につきましては責任は負えません。

内容の真偽については、医師が書いた記事かどうかも含め、各自の判断に委ねさせていただきます。

 

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2026.2.23

どんな食べ物・飲み物が「善玉コレステロール」を増やしてくれるか

https://medicaldoc.jp/distribution/hc0090-8/

・善玉コレステロールを増やす食べ物としては、果物、野菜、未精製の穀物、ナッツ類、魚介類、ヨーグルトやチーズといった乳製品をバランスよく摂り、油はオリーブオイルを用い、肉は少量にとどめる、いわゆる「地中海食」が効果的と言われている。


・地中海食の特徴としては不飽和脂肪酸が多く、ビタミンEやオメガ3脂肪酸などが悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの生成の助けになるとされている。


・飲み物としてはお茶、コーヒー、ココアなどがそれぞれカテキン、ニコチン酸、ポリフェノールの働きにより悪玉コレステロールを下げる効果が期待できる。


・食事だけで賄えない場合はサプリを用いることも検討。フィッシュオイルは高脂血症の薬にも使われている。DHAやEPAの量が多く、純度の高いサプリメントがおすすめ。

 

・善玉コレステロールを増やす方法として効果的な生活習慣には、適度な運動、禁煙、過度な飲酒を控えるなどが挙げられる。運動は有酸素運動が効果的で、中性脂肪を燃焼させて善玉コレステロールを高める効果が期待できる。激しい運動である必要はないので、ウォーキングやジョギングなど、一回あたり30分程度、週3回以上が目安。運動による肥満の解消も善玉コレステロールを高めるには有効。また、喫煙は善玉コレステロールを下げるとともに、悪玉コレステロールの増加につながる。過度な飲酒は肝臓に負担をかけ、コレステロールの代謝を妨げるので、善玉コレステロールを増やすには禁煙、酒量を減らすことも重要となる。

 

補足事項

 

・40才代までの女性は、ホルモンの作用により男性よりも善玉コレステロール値がおよそ10mg/dlほど高い傾向にある。

 

 

2025.12.9

“インフルエンザ後の嘔吐”は要注意! 「ライ症候群」を疑うべきサイン

https://news.livedoor.com/article/detail/30166677/

・ライ症候群の概要・・・主に小児に発症する急性脳症の一つで、1963年に病理学者であるReye(ライ)によって提唱された疾患。

・インフルエンザや水痘などのウイルス性感染症にかかった際に、解熱や鎮痛を目的にアスピリンなどのある種の鎮痛薬を投与すると、突然の嘔吐や意識障害、けいれんや肝機能障害などの症状が引き起こされることがある。日本では、米国の注意喚起を受けてアスピリンの使用制限が導入され、その後の発症率の減少が確認されている。

・ライ症候群の原因・・・インフルエンザや水痘などのウイルス性感染症にかかった際、解熱鎮痛剤として投与されるアスピリン(サリチル酸系医薬品)を使用することで、ライ症候群のリスクを増加させる可能性があると考えられている。現在は、インフルエンザや水痘などのウイルス性感染症にかかった小児に対して、アスピリンの使用は原則禁止され、代わりになる(アセトアミノフェンなどの)解熱鎮痛剤の使用が推奨されている。

・ライ症候群の前兆や初期症状・・・ライ症候群は主にインフルエンザや水痘などのウイルス性感染症から続発するため、これらの感染症の罹患が前兆となりうる。主な症状として、突然の嘔吐や意識障害、けいれんや異常行動といった急性脳症によるものや、肝機能障害や高アンモニア血症によるものが挙げられる。

・インフルエンザや水痘などのウイルス性感染症の発熱から、一旦解熱した数日後に発症する場合が多くなっている。とくに注意を要するのは急性脳症による症状です。ライ症候群における急性脳症は、特に脳浮腫が原因で発症すると考えられている。脳浮腫が進行すると頭蓋内圧の亢進を引き起こし、意識障害やけいれん、呼吸抑制を伴うことがあるため、緊急の対応が求められる。

・ライ症候群の嘔吐・・・頭蓋内圧の上昇に関連するものであり、胃腸炎で見られる消化器症状とは異なる。嘔吐の後に異常行動や意識障害が見られた場合には、早急な受診が必要となる。

突然つじつまの合わない発言をしたり、過度な怯えや幻覚がみられたり、強い眠気によって傾眠傾向になったりする様子も見逃せないサイン。症状が進行すると意識障害によって意識レベルが低下し、呼びかけに対しても反応が鈍くなることがある。

・ライ症候群の検査・診断・・・血液検査や画像検査など。血液検査ではASTやALT、LDHやCKなど肝臓の機能や障害を示す項目の数値や、組織の損傷程度が分かる数値を調べる。ライ症候群ではこれらの数値が著しく上昇することが特徴的。ほかにも血糖値やクレアチニン値など、ライ症候群に関連する多くの項目がある。画像検査ではCT検査やMRI検査によって、頭蓋内圧亢進による脳浮腫の有無や程度を調べ、ほかの病気による急性脳症との鑑別もおこなう。

・ライ症候群は症状の程度によっては命に関わる恐れもあるため、早急に検査をおこない迅速に治療方針を決めて実施することが求められる。

・ライ症候群の治療・・・ライ症候群では脳浮腫・肝機能障害が急激に進行するため、生命維持のための集中治療が原則となる。

・ライ症候群の予後・・・不良であることが多いが、早期診断と適切な集中治療により回復する症例も報告されている。

・ライ症候群になりやすい人・予防の方法・・・ライ症候群は、インフルエンザウイルスや水痘ウイルスへの感染により、サリチル酸系医薬品のアスピリンを服用した子どもがなりやすい病気。予防の基本は、インフルエンザや水痘などのウイルス性感染症に罹った子どもに対して、アスピリンを使用しないこと。

 

・現在ではこれらの予防策が広く認知されているため、ライ症候群の発症はまれだが、症状や予防の知識を持っておくことが大切。

 

2025.12.7

「心筋梗塞」1年で最も危険な時期…死亡者数は12月に急増!?リスクが高い“魔の時間帯”と対策

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2336563?display=1

心筋梗塞による月別の死亡者数は、12月に急増し1~3月まで多いというデータがある。つまり、これからが1年で最も危険な時期。しかも、起床時の朝と帰宅後の夜は、1日の中でも特に心筋梗塞のリスクが高く“魔の時間帯”と呼ばれている。

・心筋梗塞の発症者数は夏も冬も多く、夏場は脱水が原因で発症することが多い。それに対して、冬場の心筋梗塞は血管の中に血栓ができ、血管を詰まらせるタイプが多い。そのため、重症化しやすく命を落とすケースも多いという。

・血圧の急上昇を招く「モーニングサージ」・・・血圧は1日の中で変動しており、起床時はこれからの活動に備えて誰でも血圧がある程度上昇する。ところが様々な要因が重なると、さらに血圧の急上昇を招いてしまう場合がある。加齢などの影響で血管が脆くなっている人がモーニングサージを起こすと、血管壁が傷ついて血栓が作られやすく、心筋梗塞への危険が増してしまう。実際に、急性心筋梗塞の時間帯別発症数を表すグラフでは起床後の時間帯と重なる時間に急増している。

・起床時は温かい布団から出るため、寒さを感じやすい場面。冬場の寝室の平均温度は12.6℃に対し、布団の中の温度は約33℃と言われている。つまり、冬場は布団から出るだけで20℃以上もの温度差が生じる可能性がある。

・朝の血圧の急上昇を防ぐ方法・・・モーニングサージを防ぐには、目が覚めたら布団の中で2~3分手足をバタバタさせ、身体を少し温めてから活動することが大切だ。

・朝の血圧の急上昇を防ぐ方法・・・外出時は首元のマフラーと厚手の上着で防寒対策をしっかりとろう。。首には太い血管が通っており、寒さを感じると血圧が上がりやすいので、外気から守ることが大切。

・朝8~10時は特に注意!・・・発症数が最も多いのが朝8~10時の間。

・浴室の床・・・タイルやプラスチックなど冷えやすい材質のものが多いのに加え、濡れていることが多く、素足が必ず触れる場所。足元の気温が室温よりも10℃下がると、血圧が約9mmHg上昇することが研究で明らかになっている。足元の冷えは血圧の急上昇を招いてしまうため、入浴する前に衣服を着た状態でシャワーなどを使い、床にお湯をかけて温めるなどしてヒートショックを予防。

・見落としがちな危険スポット「トイレ」・・・冬場のトイレの平均気温は12.4℃。冬場の脱衣所とほぼ変わらない寒さがあります。寒さに加えて、いきむことで血圧がさらに急上昇してしまうため注意が必要。

 

・自宅内に潜むヒートショックの危険スポット・・・キッチンは、換気などの関係で家の構造上比較的外気に触れやすいところに配置されている。そのため、足元にヒーターなどを使い、冷えないように工夫をすることが大切。他にベランダや玄関も外の冷たい空気に触れやすく、ヒートショックの危険がある。暖かい部屋から移動する際は常に上着を羽織るよう心がける。

 

2025.11.16

腎臓のために運動を頑張っても効果が減る残念な落とし穴"

https://toyokeizai.net/articles/-/917024?display=b

 

2025.11.15

逆流性食道炎の咳の特徴

 

https://medicaldoc.jp/m/qa-m/qa1514/

 

2025.11.14

甲状腺がんの症状

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/cancer/ca502/

 

2025.11.12

「胃ポリープを放置する」とがん化する可能性はあるのか

https://medicaldoc.jp/mdoc_medical/ca490/

 

2025.11.12

『脊柱管狭窄症』の治療法 それぞれのメリット・デメリット

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202509p3478/

 

2025.11.9

『尿漏れ・尿失禁』の原因と治療法

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202509p4687/

 

 2025.11.7

糖尿病患者や『糖尿病予備軍』は「認知症」のリスクが高いか?

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202508p2823/

 

2025.11.6

「小脳出血」の症状・原因

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/brain-disease/bd123/

 

2025.11.4

女性が『膀胱炎』になりやすく・再発しやすい理由とは?

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202509p2281/

 

2024.4.25

「クレアチニンを下げる食事・飲み物」はご存知ですか?

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0097/

腎機能に関わるクレアチニンとは?

・筋肉に含まれるたんぱく質の一種であるクレアチンは、筋肉を動かすエネルギーを作り出すために使われるが、その際に老廃物となったものがクレアチニンだ。

クレアチニンは、腎臓から尿に排泄されるが、腎臓の働きが悪くなると排泄される量が減ってしまい、血液中のクレアチニンが高くなる。

このため、血液のクレアチニン濃度を腎機能の指標として使われている。

また、クレアチニン値は筋肉量にも影響され、筋肉量が少ない場合にはクレアチニン値が低くなる。

このため、筋肉量が多い場合や少ない場合には正確な腎機能を測れないこともある。

コメント;

サルコペニアがある高齢者で驚くほどクレアチニン値が低い症例に時々遭遇する。

 

クレアチニンを下げる食事とは?

クレアチニンと食事は関係があるのか?

・腎機能に負担をかけないためには、減塩、低たんぱく食が基本となっている。

少なくとも、たんぱくを過剰に負荷することは腎機能を悪化させる。まずは正常人での蛋白摂取量を超えないように気をつけたい。1日のたんぱく質摂取量の目安は体重1キロあたり0.8~1.0gとされており、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、下記のように設定している。

・18~64歳の男性:65g/日

・65歳以上の男性: 60g/日

・15~17歳の女性:55g/日

・18歳以上の女性: 50g/日

最近はプロテイン等サプリメントの過剰摂取で蛋白の過剰負荷となることもあるので気をつけたい。

 

クレアチニンを下げる食事・食べ物

これを食べればクレアチニンが下がるという食べ物やレシピはない。しかし、腎機能が悪化しクレアチニンが上昇しないために腎臓に負担がかからないようにすることが大切だ。

それには、まずは減塩が勧められる。

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では塩分摂取量の目標値は下記だ。

 

塩分は、

・成人男性:7.5g未満/日

・成人女性:6.5g未満/日

腎機能が低下している場合は、さらに、3g以上、6g未満/日の減塩が推奨されている。

また、腎機能低下が進行した場合には、カリウム制限を行うこともある。

一般的に血清カリウム値が5.5mEq/L未満となるようにする。

主治医よりカリウムの制限が必要と言われた場合には、摂取カリウムは1日2000mg未満を目安に制限しよう。

カリウムは生の果物、野菜、豆類などに多く含まれている。

バナナやピーナッツなどを多く食べ過ぎることも危険だ。

また、生の野菜もカリウムが多く含まれるため、水にさらしたり、ゆでこぼすことでカリウムを減らすことができる。

しかし、カリウムは利尿作用もあり、腎機能が正常な方にとっては浮腫(むくみ)を減らしたり、血圧を下げる効果も期待できる。

このため自分の今の腎機能がカリウム制限を必要とするのか主治医に確認することが必要だ。

 

クレアチニンを下げる飲み物

クレアチニンを上昇させない(腎機能低下を進行させない)ためには、脱水にならないようにすることが大切だ。

適度な水分をとるようにしよう。

また、カリウムの制限がある場合は、野菜ジュースや玉露等はカリウムが多く含まれているため控える。

コーヒーは、抗酸化作用、抗炎症作用を示す物質が多く含まれ、慢性腎臓病(CKD)の進行抑制効果が期待できるとされている。

コーヒー摂取量が1日2杯以上では1杯以下に比べて、CKD抑制効果が大きかったとの報告もある。

しかし、コーヒーはカリウムも含まれるため、カリウム制限がある場合には注意が必要だ。

逆にクレアチニンを上げる可能性がある飲み物として、アルコール・砂糖入りソフトドリンク・エナジードリンクなどは、カロリーや塩分、カリウムが多く含まれており、腎臓に負担をかける可能性がある。

その中でも、アルコールは、腎臓の血流を減らし、腎臓の機能を低下させるだけでなく、高血圧・糖尿病などの腎臓病の原因となる生活習慣病のリスクを高めてしまうため、適量にとどめる。

参考

日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

日本腎臓学会 慢性腎臓病に対する食事療法基準(2014年版)

https://cdn.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKD-Dietaryrecommendations2014.pdf

 

2025.8.28

「大腸ポリープができやすい人」の特徴や食生活

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/cancer/ca194/

大腸ポリープができやすい人の特徴

◯ 年齢

大腸がんの危険因子として、まず一つ目に年齢が挙げられる。大腸がんの罹患率は40歳以上から年齢を重ねるにつれて、上昇傾向。

また男性の方が女性より罹患率、死亡率ともに2倍ほど高いことがわかっている。

ガイドライン上では50歳以上がリスク因子となっているが、わが国の年齢階級別の罹患率調査では40歳からすでに増加していることから、40歳以上の方に年に1回の大腸がん検診が推奨されている。

 

◯ 喫煙

大腸がんの危険因子として、喫煙もあげられる。喫煙者はそうでない人に比べて大腸がんの発生率が1.4倍高いという結果が出ている。また、禁煙した人でも、そもそも吸っていない人に比べて1.3倍高いという結果だった。大腸ポリープの予防という観点では、そもそもタバコを吸わない、吸っているなら禁煙することが大切。

 

◯ 家族歴

家族歴があるかどうか、というのもリスク因子の一つ。家族歴とは、血のつながった両親や兄妹、親族にどのような病気があるか、というもの。

大腸ポリープのうち、大腸がんは家族歴がリスク因子とされている。

また大腸がん以外でも、家族性の病気として、家族性大腸腺腫症、Peutz-Jeghers病、Cowden病、multiple lymphomatous polyposis、lipomatosisなどがあります。

自身の親類縁者で同様のポリープの指摘をされている場合は、注意が必要。

 

大腸ポリープができやすい人の食生活

◯ 赤身肉・加工肉の摂取

大腸ポリープ、特に大腸がんのリスク因子として赤身肉、加工肉の摂取が指摘されている。

赤身肉は牛肉、豚肉、羊肉などを指す。これらの肉には鉄分やビタミンB12が豊富に含まれているが、過度の摂取は大腸ポリープのリスクにつながる。

赤身肉に含まれるヘム鉄が大腸の細胞に損傷を与えることや、高温での調理によって発生する化学物質が大腸の細胞に影響を与えると考えられている。

また、加工肉とはハム、ソーセージ、ベーコンなどを保存のために塩漬け、燻製、発酵させた肉のこと。これらの加工肉に含まれる防腐剤や添加物が大腸ポリープのリスクを高める可能性がある。特に、亜硝酸塩などの保存料が大腸の細胞に悪影響を及ぼすとされている。

赤身肉や加工肉を過剰に摂るのではなく、バランスの良い食生活がリスク軽減につながる。

 

◯ 大量のアルコール摂取

アルコールの過剰な摂取は大腸がんのリスクも高めるとの研究結果がある。特に、大量のアルコールを習慣的に摂取する人は、大腸がんになる可能性が高いとされている。

どれくらいの量がリスクになるかについては、男性では、アルコール摂取量が日本酒換算で1日平均1合以上2合未満の人は、飲酒しない人に比べて、大腸がん発生率が1.4倍、1日平均2合以上の人は、2.1倍という結果だった。

日本酒1合のアルコール量は、焼酎で0.6合、ビールでビン1本、ワインでグラス2杯、という換算になる。アルコールの適量に関しては、 1日1合未満にすることが推奨される。

喫煙も加わるとさらにリスクは上昇する。

 

◯ 高カロリー摂取・肥満

高カロリーな食生活は、大腸がんのリスクを高めるとされている。特に、高脂肪・高糖質の食事が、大腸内の細菌叢のバランスを崩し、炎症を促進することがある。これらの食生活は、体内のインスリン抵抗性を高め、肥満を引き起こすことがあり、これがまた大腸がんのリスクを増加させると考えられている。

 

総摂取カロリーが一日に必要なエネルギー量を超える場合、特にリスクが高まる。例えば、成人男性であれば、1日に必要なエネルギー量は約2,500キロカロリーとされているが、これを大幅に超える食生活を続けると、大腸がんのリスクが増加する可能性がある。また肥満の解消も重要だ。BMIでいうと男性は21~27、女性は21~25の範囲になるように体重を管理するのがよい。

 

2025.8.2

「葛根湯」が向いている・向いていない人の特徴

https://news.livedoor.com/article/detail/29290954/

 

・葛根湯の場合には、体力や抵抗力が充実している「実証」の人に向く薬。高齢で体力のない人や、胃腸が弱くてすぐにお腹をこわすような「虚証」の人には向かない。ちなみに虚証の人の風邪のひきはじめには桂枝湯や香蘇散が向いている。

 

2025.7.27

エクササイズによるガン免疫増強効果の解析(7月9日 Cell オンライン掲載論文)

https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2025/07/77771/

 

運動によるガン免疫増強効果が細菌叢から由来するギ酸塩の CD8キラー細胞への直接効果であることを示した研究。

 

2025.7.10

「善玉コレステロールを増やす食べ物」はご存知ですか

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0210/

善玉コレステロールが低くなる主な原因は、肥満・喫煙・運動不足・糖尿病などの病気だ。

その他として食生活の影響が考えられる。

・善玉コレステロール(HDL)が低い原因として、高TG血症が考えられる。

善玉コレステロール値とTG値は逆相関の関係です。TGが高くなるとVLDL(超低比重リポ蛋白質)が増加し、これが血中で悪玉コレステロールへ変化し、増加する。悪玉コレステロールが増えすぎると、善玉と悪玉コレステロールのバランスが崩れ、善玉コレステロールが少なくなる。

(善玉と悪玉コレステロールのバランスが崩れ、善玉コレステロールが少なくなる・・・ちょっと理解しにくい説明です)

・善玉コレステロールが低い原因

高TG(中性脂肪)血症

メタボリックシンドローム

糖尿病

肝臓病

ネフローゼ症候群

・食事でHDLを増やす工夫

マーガリン・ショートニング・菓子類・インスタント麺などの加工品に多く含まれるトランス脂肪酸は、善玉コレステロールを低下させる。

トランス脂肪酸を一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸に置き換えると善玉コレステロールが増えると言われている。

一価不飽和脂肪酸を多く含む食べ物はオリーブオイルや大豆油など、多価不飽和脂肪酸は魚や亜麻仁油など。トランス脂肪酸を少なくし、これらの一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸に置き換える様にするとよい。

トマトやトマトジュースに含まれるリコピンは、善玉コレステロールを増やす働きがある。

チョコレートやココアに多く含まれる、カカオポリフェノールは善玉コレステロールを増やす働きがある。

豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれるレシチンという脂質は、善玉コレステロールを増やす働きがある。

卵もレシチンを多く含み、善玉コレステロールを増やす働きがある。

(大豆製品はコレステロールを含まないためおすすめ)

 

食べ物だけで善玉コレステロールを増やすのではなく、肥満・運動不足・喫煙など、生活習慣の改善も行う必要がある。

 

2025.6.26

「高血圧の基準値」はご存知ですか?血圧測定のやり方

https://news.livedoor.com/article/detail/29041662/

 

2025.6.25

「Creの血液検査」とは?基準値から高い・低い原因と改善するコツ

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0155/

 

2025.6.25

糖尿病の治療薬「SGLT2阻害薬」の副作用とは? 性別による違いや注意点

https://news.livedoor.com/article/detail/29040440/

 

2025.6.23

「水分取らずに就寝」は危険

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d6e5e13fa7004c2f8a21d7f18cbbdf5587ceb2e

 

2025.6.17

糖尿病の「GLP-1受容体作動薬」注射剤と飲み薬の違いとは? 特徴を薬剤師が解説

https://news.livedoor.com/article/detail/28984980/

・糖尿病の薬といえば、ひと昔前はインスリン注射というイメージがありましたが、近年は新薬の開発が目覚ましく、重症化予防の段階から使える薬が増えてきました。その中でも、最近は「GLP-1受容体作動薬」という薬が注目されています。

・2024年4月現在、日本国内では8種類の製品が承認されており、そのうち7つが注射剤、1つが錠剤の飲み薬です。なお、8製品のうちリベルサス、オゼンピック、ウゴービは異なる製品ですが、薬効成分は全て同じセマグルチドという成分です。リベルサスは錠剤の飲み薬、オゼンピックとウゴービの2つは注射剤です。

・治療効果が十分で副作用が問題にならなければ、期間の上限は無く長期的に継続して使用することができます。継続的に使用できるかどうかは、使い始めてから数週間~数か月の間でわかります。その間、必要に応じて薬の量や製品の種類を変更しながら、治療効果や副作用を観察して判断します。このような薬の調節は薬と身体との相性に大きな個人差がありますので必ずおこないます。

・しかし、GLP-1受容体作動薬に限らず、処方せん医薬品を保険適用で使用できるのはその医薬品の適応症と診断されている人の治療に使う場合のみです。8製品の適応症はウゴービが肥満症、それ以外は2型糖尿病です。

 

2025.6.20

「がんの血尿」と“それ以外の血尿”の違い

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202503p1929/

・肉眼的血尿は、痛みや頻尿など何らかの症状を伴う「症候性肉眼的血尿」と、何も自覚症状がない「無症候性肉眼的血尿」に分類される。

症候性肉眼的血尿の場合には、腎結石、尿管結石、膀胱結石、出血性膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、前立腺肥大症、腎炎などの可能性が考えられる。

一方、無症候性肉眼的血尿の場合には、膀胱がんや腎がんなどの悪性腫瘍や、尿路結石の一部、尿路感染症の一部などが考えられます。

・内科的原因として、腎臓の糸球体という器官に何らかの異常があると顕微鏡的血尿が起きることがある。

この場合には尿に血液だけでなく、タンパクも出ることが多い。

・血尿で気をつけたいのは腎臓がんや膀胱がんなどの尿路悪性腫瘍で、これらは喫煙に大きく関係している。特に50歳以上で喫煙歴のある人はそうでない人に比べて膀胱がんのリスクが高くなる。

コメント; 

肉眼的血尿も顕微鏡的血尿も全くない若い方の腎臓がんの経験があります。

 

2025.5.28

睡眠時無呼吸治療薬AD109が大規模臨床試験で驚きの効果:寝る前1錠で無呼吸発作が55%減

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/178440

アメリカのピッツバーグ大学メディカルセンター(UPMC)を中心とする多施設共同研究によって、寝る前にたった1錠飲むだけで舌や喉の筋肉の張力を高め、睡眠時無呼吸症候群の発作を投与前ベースライン比で平均約55%も抑え込めるという驚きの結果が示されました。

この経口薬は睡眠中に上気道の筋肉を活性化して気道を保つしくみで、これまで就寝時にマスクとホースを装着して空気を送り込むCPAP療法(専用マスク)に頼るしかなかった患者にとって、より手軽な選択肢になり得ます。

参考

睡眠時無呼吸症候群、治療薬開発に進展…ゼップバウンドが米で承認、塩野義や杏林

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/29667/

 

2025.5.24

「不整脈を予防」にはどんな「食べ物」を摂取すると良い?

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/heart-disease/hd045/ 

 

2025.3.29

死に至る危険な「くしゃみ」の真実

https://toyokeizai.net/articles/-/867364

・くしゃみをすると、唾液は2~3メートル、噴霧したガス状であれば7~8メートルほどの距離まで飛ぶと言われている。そのスピードは時速50キロメートル以上。 瞬時にこのような症状を引き起こせば、人体には相当な負荷がかかる。くしゃみは多くの筋肉を使うため、連発すれば体力を消耗し、通常の呼吸がしにくくなることもある。

高齢者の場合、予期せず生じるくしゃみによって、生命の危険にさらされることがある。

具体例

① くしゃみによる失神

② 肋骨骨折

(詳細はサイトを参照ください)

 

2025.3.19

食物アレルギー、新バイオマーカー候補「尿中PGD2代謝物」同定

https://www.qlifepro.com/news/20250319/pgd2.html

https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20250307-1.html

・尿は、小さな子どもからでも容易に採取できるため、非侵襲的な診断マーカーとして応用が期待される。

 

2025.3.26

ガム1枚かむだけで数百のマイクロプラスチックが唾液に放出

https://www.blogger.com/u/1/blog/post/edit/637596180298491801/658383167018339686 

 

2025.2.5

ノロウイルスの症状のピーク  

https://medicaldoc.jp/m/qa-m/qa1067/

・ノロウイルスは、手指や食品を介して感染して人の腸管で増殖するウイルス。

乾燥や熱にも強いうえに自然環境下でも長期間生存が可能で 感染力がとてもに強いので少量のウイルス(10~100個)でも感染・発症する。

乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に感染して、下痢や嘔吐を引き起こす。

通常は軽症ですみますが、乳幼児や高齢者は脱水や吐物が喉に詰まるリスクが高いため注意が必要となる。

・ノロウイルスは長期免疫が成立しないので、何度でもかかるのが特徴。

コメント;カキの生産地の方はあまり下痢をしないので短期免疫は成立するものと推定される。

・症状のピークは発症後1~2日間。ピークの期間は嘔吐・下痢・腹痛の症状がひどく、発熱する場合もある。嘔吐や下痢の回数が多いと焦るが、嘔吐や下痢はウイルスを外に排出するために必要なことなので、落ち着いて安静に過ごすように心がける。食欲が低下して食事が摂れないときがあっても、脱水にならないように水分補給をするように気をつける。症状のピーク時は、1日に何回も下痢や嘔吐を繰り返すため、特に乳幼児や高齢者は脱水を起こす可能性が高くなる。尿量の減少やお口や喉の乾きなどの脱水症状に注意が必要。

・ノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症してから1~3日で下痢や嘔吐などの症状は治り、食欲が出てくる。発熱や腹痛などの症状も同じように回復すると。

下痢止めや抗菌薬を飲むとウイルスを早く体外に出すことができなくなるので、症状が長引いてしまう恐れがある。薬は自己判断で飲まずに、受診して医師の指示に従う。

症状が治っても1~4週間は便の中にウイルスが含まれていることがあるので、トイレで二次感染の可能性がある。症状が治ってからも手洗いや消毒などの対策が必要。

 

2025.1.30

5人に1人にCKD(慢性腎臓病)の疑い

https://tarzanweb.jp/post-336035

新たな国民病ともいわれているCKDとはChronic Kidney Diseaseの略で慢性腎臓病のこと。慢性的なすべての腎臓病を指す病態だが、これまでは慢性腎不全と呼ばれていた。ただ慢性腎不全は透析を受けなければならないほどの末期の状態。

それ以前の段階で腎機能の低下を炙り出そうと2002年、アメリカの学会で新たに導入されたのがCKDという概念。これが瞬く間に全世界に普及した。

これまでCKD患者は日本人の7人に1人といわれていた。ところが、日本腎臓学会の『CKD診療ガイド2024』では検診を受けていない人の有病率を高く設定して計算した結果、患者数は2000万人、5人に1人がCKDの疑いがあることが報告された。

腎臓の機能が低下してくるとアンジオテンシンⅡという血圧を上げるホルモンの活性度が上がり、動脈硬化が起こる。動脈硬化が進むと循環器の血管障害に繫がる。これを心腎関連と言って、今世界的にも問題視されている。

九州大学の大学院が行った「久山町研究」という有名なデータがある。40歳以上の住民を40年間追跡調査したところ、CKDを患っているグループとそうでないグループとでは、前者(CKD)の方が心筋梗塞や脳卒中の発症率が明らかに高かったという結果が出た。

 

腎機能が低下するとカラダに水分が溜まり、血圧を上げるホルモン(前述のアンジオテンシンⅡ)が分泌されて高血圧や動脈硬化に繫がる。それだけでなく、心臓血管系の病気で血液が滞り、腎臓の機能が低下するという逆の現象も起こる。かように腎臓と心臓は互いに影響を与え合っているのだ(心連関)。

 

CKDの治療には大きな二つの目的がある。ひとつは末期腎不全になるのを防ぐこと。もうひとつは心筋梗塞などの心血管系の病気にならないようにすることだ。このため心臓や腎臓、異なる専門分野の治療法を組み合わせる必要がある。CKDと診断されたら早い段階で心血管疾患を発症していないか確認することが重要だ。 

腎臓は最も加齢の影響を受けやすい臓器。

男性も女性も40~50代からCKDの発症率が増えている。CKDはある意味では加齢現象と捉えることもできる。さらに、欧米人に比べて日本人はCKDになりやすい民族ともいわれている。

これまでは心臓から送り込まれてくる大量の血液を濾過するネフロンという装置が、片方の腎臓に100万個程度あるといわれていた。近年、その数を正確に測れるようになったが、欧米人がそのくらいの装置を持っているのに対し日本人は六十数万個しか持っていないことが分かった。

つまり、日本人は腎臓の予備能力がもともと低い民族で、加齢によって乏しい能力が削られていくということになる。

  

2025.1.30

女性でLDLコレステロールだけ高くなる原因

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0199/

女性は、更年期になるとコレステロールが高くなる。

女性ホルモンであるエストロゲンは、LDLコレステロールを減らしてHDLコレステロールを増やす。

更年期にエストロゲンの分泌量が急激に減少すると、それまで保たれていたコレステロールのバランスが崩れ、LDLコレステロールが高くなってしまう。 

そのため、更年期になると特に何もしていないのに、急にLDLコレステロールが高いことを指摘されるようになる。

 

2025.1.12

「高血圧の基準値」はご存知ですか?男女別・年代別の基準値

 

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0144/

 

2024.9.27

Lp(a)測定

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/202409/585899.html

・欧州心臓病学会と欧州動脈硬化学会による脂質異常症の診療ガイドラインでは、成人は生涯に少なくとも1回はLp(a)を測定し、自分の値を確認しておくことを推奨している。Lp(a)値の90%は遺伝的に規定されており、Lp(a)が180mg/dL以上とかなり高かった場合、家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体と同等のASCVD生涯リスクがあるというのが、その理由だ。

 

Lp(a)はLDLコレステロールなどと同様に、ASCVDの独立した危険因子とされている。危険因子としての評価は既に確立しているが、現在使われている脂質低下薬ではLp(a)を効果的に減少させることはできない。また、欧米人と東アジア人でLp(a)値の分布はかなり差があり、日本人でのLp(a)の基準値もまだ明確になっていない。

 

こうした状況が、検査の普及を妨げている要因と考えられる。しかし、LDLコレステロールを管理できていても、Lp(a)が高値であれば一定の「残余リスク」の存在が推定され、危険因子のより包括的かつ厳格な管理が必要な患者を絞り込むことができる。

 

わが国でもLp(a)の測定は、3カ月に1回を限度に保険償還されている。現在、複数の製薬会社がLp(a)を作用点とする薬剤を開発しており、近い将来、使えるようになる見込みだ。また関係学会は、日本人でのLp(a)の基準値や検査法の標準化など、測定環境の整備に動き出している。今後、Lp(a)の認知度は徐々に高まっていくだろう。

 

2024.9.26

「腎臓がん」を発症すると「血尿」が出る?

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/cancer/ca573/

・腎臓がんは成人のがんの2~3%程で、腎臓がんになる割合は男性が女性の2倍といわれている。

50~70歳で発症する方が多く、喫煙や肥満・高血圧や毒性の化学物質の影響などが危険因子と考えられる。

初期は自覚症状がほとんどなく、人間ドックやほかの病気の検査で偶然見つかることが多い。

70%以上が偶然発見されるといわれている。

腎臓がんには「腎細胞がん」と「腎盂がん」があり、性質や治療法が異なる。

一般的に腎臓がんと呼ばれているのは腎細胞がんの方を指す。

腎細胞がんは骨や肺、脳や肝臓などに転移しやすいのも特徴。

 

2024.1.27

トリプルデミックの次は…感染症「肺NTM症」に注意

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bce821016275c629a3efbd3eb498636523f29fe

・「トリプルデミック」

新型コロナ、インフルエンザ、マイコプラズマ

・この状況下でまた1つ、注意・警戒が必要な感染症がある。咳やたんが長引く人は感染している可能性がある「肺NTM症」だ。

・抗酸菌のグループのうち、結核を引き起こす「結核菌」とハンセン病を引き起こす「ライ菌」を除いた菌を、まとめて非結核性抗酸菌=NTM菌という。それが肺に感染して発症するのが「肺NTM症」。

・NTM菌は土壌や水辺など自然の中にいる菌なので、そういうところから吸入して感染する。土いじりをしていて土埃を吸い込んだり、シャワーヘッドに菌がついていてそれを浴室で吸い込んだりして病気になることがあると言われている。

・2017年の最新の調査では、人口10万人あたりの患者数が19.2人と推定されていて、2007年の5.7人から約3.4倍に増えている。1年間に約2万人が感染していて、中高年の女性に多く見られる。

ただ、患者数が増えている原因や、なぜ中高年の女性に感染者が多いのかは分かっていない。

・結核との大きな違いは「人から人へ感染しない」こと。症状の進み方も、結核は急激に悪化することがあるが、肺NTM症はほとんどが緩やかに進行する。しかし、完治の難しさがある。 

・結核の場合は一部を除いてほとんど完治するが、残念ながらこの肺NTM症はなかなか完治は難しい。軽症のうちはあまり治療をしないで様子を見ることもあるが、進行した場合には薬の治療が主体になり、3種類ぐらいの薬を長い期間、飲んで病気の勢いを抑え、重症化を防ぐような治療が主体になる。

・肺NTM症は慢性の病気で、治りにくいのも大きな特徴だ。3週間程度が1つの目安といわれていて、せきやたんが3週間以上続く場合は必ず医療機関を受診しよう。

 

<NTM菌の感染対策>

・ガーデニングなどで土を触る場合はマスクをする

・浴室は綺麗に乾燥させる

・シャワーヘッドはぬめりをとり、時々よく清掃する

 

 

2025.1.22

「炭水化物」と「糖質」の違い

https://medicaldoc.jp/m/nutrients/nu011/

炭水化物はたんぱく質・脂質と並ぶ三大栄養素のひとつ。

炭素と水素の化合物で、人間が消化・吸収できる糖質と、消化できない食物繊維の総称になる。

 

炭水化物の分類は以下のとおり。

 

単糖類(ぶどう糖・果糖・ガラクトースなど)

二糖類(ショ糖・乳糖・麦芽糖など)

少糖類(オリゴ糖)

多糖類(でんぷん・デキストリンなど)

糖アルコール(キシリトール・ソルビトール)

その他(アスパルテーム・アセスルファムK・ステビアなど)

食物繊維(セルロース・ヘミセルロース・ペクチンなど)

 

体内で消化された炭水化物はブドウ糖に変化し、脳や神経系の活動を支える役割を担う。健康的な暮らしや、仕事・勉強に集中するなど充実した日々を送るためのエネルギー源として必要不可欠な栄養素。

 

糖質は炭水化物の分類の1つ。

食物繊維以外の6つの糖質があるが、単糖類と二糖類の2つは糖類として分類されている。糖質が不足するとエネルギーが足りず、疲労感や集中力の乱れが発生する。

ブドウ糖の供給不足は、脳や神経系の働きを鈍らせてしまい意識障害につながる場合もある。

一方、糖質の過剰摂取による肥満や生活習慣病のリスクが危惧されている。

 

炭水化物は糖質と呼ばれることもあるが、炭水化物は炭素と水素の化合物で糖質と食物繊維を含んだものの総称。

明確には、消化・吸収できるエネルギー源を糖質(易消化性炭水化物)、消化できないエネルギー源を食物繊維(難消化性炭水化物)として分類している。

そのため、糖質は食物繊維を含まないエネルギー源のみを指す。

(つまり、炭水化物には食物繊維が含まれている)

 

 

 

2025.1.13

定期接種開始「帯状疱疹ワクチン」に期待される一部「認知症」への予防効果

https://www.fsight.jp/articles/-/51142

来年度から高齢者などを対象に定期接種が始まる帯状疱疹ワクチンは、認知症や脳卒中、心筋梗塞など慢性炎症が発症に関与する病気についても予防効果があるかもしれない。

・厚生労働省は、来年度から、65歳になった高齢者などを対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種を始めると発表した。現在は、50歳以上や、がん患者などハイリスクの人を対象に接種が行われているが、任意接種のため、約8000円~4万4000円の自己負担が必要となる。この負担が軽減される。

・帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹自体を予防するだけでなく、認知症など様々な疾患を予防する可能性が指摘されている。

・帯状疱疹の初発症状は知覚神経の走行に一致した違和感。数日間続いた後に赤色の丘疹、紅斑、さらに水疱が出現する。痒みや軽い痛みを伴うことが多い。帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方の神経に沿って発疹を生じる。

・時に顔面に生じ、角膜炎・結膜炎や難聴、顔面神経麻痺を引き起こす。

 水痘ウイルスは成人に慢性感染しており、宿主の免疫を逃れるメカニズムが存在する。メルクは力価を強めることで、この問題を克復しようとした。

・英グラクソ・スミスクライン社(GSK)のシングリックスは2017年10月に米国で承認された。その効果は劇的だった。50歳以上の成人1万6160人が参加した臨床試験で、帯状疱疹の発症頻度を97%も低下させた。ワクチンの効果が期待しにくい高齢者にも有効だった。70歳以上の高齢者に限定して解析しても、90%もリスクを減らしていた。

・2018年1月には米疾病管理センター(CDC)は免疫が正常な50歳以上、シングリックスへの2回接種を推奨した。

・免疫を活性化させるアジュバンドが含まれたシングリックスは、いわば無理矢理強い炎症を引き起こさせる。このため、接種部の腫れや疼痛は強いが、重大な副作用は少なかった。GSKが実施した市販後調査では約320万回の接種で入院を要するような重篤な有害事象は10万回あたり4件だけだった。このような研究を受けて、シングリックスの使用は急増した。発売からわずか5カ月で、米国での帯状疱疹ワクチン市場の90%以上のシェアを確保し、発売初年度の売上は10億ドルを超えた。

・我が国では、シングリックスは2018年に50歳以上の成人を対象として承認された。その後、2023年には18歳以上の免疫力が低下した成人に対して適応が拡大された。

・帯状疱疹ワクチンの接種数が増えるにつれて、様々なことがわかってきた。その一つが、冒頭にご紹介した認知症の予防だ。既に幾つかの研究結果が発表されている。

・昨年7月に英オックスフォード大学のチームが英『ネイチャー・メディスン』誌に発表した研究では、20万人強のデータに基づく解析において、2017年から使用されるようになったシングリックス接種者は、ゾスタバックス接種者に比べて、認知症の発症率が17%低かったという。

・英国でも同様の研究結果が報告されている。ウェールズで帯状疱疹ワクチンの接種が始まった時、対象となったのは1933年9月2日以降に生まれた人だった。米スタンフォード大学を中心とした国際共同研究チームが、この前後に生まれた約30万人の7年間の認知症発症率を調べたところ、ゾスタバックス非接種群と比べ、ゾスタバックス接種群で19.9%発症が減っていたという。この国際共同研究チームの論文は、世界の医学界に衝撃を与えた。翌6月、英『ネイチャー』誌は、「帯状疱疹ワクチンは認知症のリスクを減らすか。大規模研究が、その関連を示唆している」というニュース記事を掲載した。

・なぜ、帯状疱疹ワクチンが、認知症の発症を抑制するのだろうか。その正確な機序はわかっていない。ただ、認知症の発症には脳内での慢性炎症が関わっているようだ。水痘ウイルスは神経節に潜伏感染し、免疫が低下した際に再活性化する。この過程で炎症性サイトカインの放出が増加し、脳内の慢性的な神経炎症を引き起こす。このような炎症がアルツハイマー病をはじめとした認知症を引き起こすのかもしれない。

・最近の研究は、水痘ウイルスと単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)が一緒に神経細胞に感染することが重要な要因となり得ることを示唆している。ヘルペスウイルス1型が潜伏感染している培養神経細胞に水痘ウイルスを感染させると、ヘルペスウイルス1型が活性化され、アルツハイマー病に特徴的なアミロイドβ(Aβ)やリン酸化タウの蓄積を引き起こした。一方、ヘルペスウイルス1型が感染していない培養神経細胞は、水痘ウイルスを感染させても、このような変化は確認されなかったという。

・脳卒中や心筋梗塞も、慢性炎症が発症に関与することが医学的なコンセンサスとなっている。帯状疱疹ワクチンによって、その発症が予防できるかもしれない。この点についても、研究結果が出始めている。

・ゾスタバックスを接種した米国の成人2万7093人と、背景をマッチさせた、その5倍の非接種成人を比較したレトロスペクティブ(後ろ向き)な解析では、5年間の観察期間での心筋梗塞と脳卒中の発生率は、それぞれ29%、27%減少していた。

・医学研究の進歩により、様々な病気の発症メカニズムが解明された。帯状疱疹ワクチンに関連して注目されているのは、慢性感染による炎症の持続、典型的には、ピロリ菌感染による胃がんや、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がんだ。このような病気は、抗生剤による除菌やワクチン投与により、発症を予防できる。そうであれば、認知症の一部も、帯状疱疹ワクチンにより感染を抑制することで、発症を予防できるかもしれない。

 

2025.1.12

「高血圧の基準値」はご存知ですか?男女別・年代別の基準値

https://medicaldoc.jp/m/healthcheck/hc0144/

 

2025.1.11

『普通の風邪』4月から新型コロナ・インフルエンザと同じ5類に移行

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a1dd692fb1a4c92f6a9108f747f5e30aac3a0b3

・「急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)」、いわゆる「普通の風邪」が今年4月から、インフルエンザや新型コロナと同じ5類に移行する。

・普通の風邪も詳しく調査することになり、インフルエンザなどと同様に医療機関での患者数の集計などが必要となる。

・定点サーベイランス、つまり、患者数の集計などを行うことで、

(1)流行の動向を把握する。そして、

(2)仮に未知の呼吸器感染症、

たとえば新型コロナのようなウイルスが発生し流行し始めた場合に迅速に探知できるようにするという、ねらいがあります。

・アメリカ、フランス、ドイツなどでは、すでに普通の風邪の把握も行われていて、日本ではまだ行われていなかった

・医療費は変わらない

 就業制限や登校制限の対象にはならない

 

風邪が新型コロナと同じ5類感染症に

https://www.heart-p.jp/blog/class5_cold/

5類 代表的な感染症

季節性インフルエンザ、梅毒、新型コロナウィルス感染症、手足口病、マイコプラズマ肺炎、急性呼吸器感染症(2025年4月~)

分類の考え方

感染症発生動向調査を行い、その結果から必要な情報を国民や医療関係者に公開し、その発生や感染を防止する

 

 

2025.1.8

ヒトメタニューモウイルス→「みんな一度はかかってる」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b97524c2db5969747ee740c30d40506ba5d3cc

・ヒトメタニューモウイルス (human metapneumovirus: hMPV) は、20年以上前に見つかっているウイルスで、実際はもっと昔から世界中に広がっている。

・一般的には「風邪を起こすウイルスの一つ」として私達はとらえている。日本でも毎年のように流行がおこっている。時々比較的大きな流行が起こることあるが、決して新しく出てきたウイルスではない。

・一番近いウイルスは「RSウイルス」。小児や高齢者が感染すると重症化することがあるが、年長児より大きい子供や大人であればかかっても「ごく軽い風邪程度」という病気。ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスと同じようなウイルス。

・症状のほとんどは普通の風邪症状で、せきや鼻水や熱など。ごくありふれた病気で決して珍しいものではない。

・RSウイルスは2歳未満でかかることが多いが、ヒトメタニューモウイルスは大体小学校に入るまでに、ほとんどの子どもは一度は感染する。

・ただ一度感染すれば2度と掛からないという病気ではないので、繰り返し何度もかかる。2回目3回目となっていくにつれて、だんだん軽くなって来るし、症状がほとんど出ないこともある。ただし、小さな子供やお年寄り、元々肺に病気を持っている人などの場合、重い病気を起こすことがあるので注意が必要。

・いま北京当たりで流行しているとの報告がある。これが新型コロナのようにパンデミックを起こすかも―という心配はいまのところ全くないと思われる。北京の状況も、小さな子供たちを中心に流行していて、大人の感染はほとんどない。

・新型コロナでも、さらにさかのぼって、2009年の新型インフルエンザでも、新しいウイルスで誰も免疫を持っていなかったから、子供からお年寄りまでみんなが感染した。そういうものがパンデミックを起こす。

・今回のヒトメタニューモウイルスがもし何か大きな変異を起こしているということであれば、大人もみんなかかっていると思われる。流行しているとは言っても小さな子供達が中心なので、よくあるヒトメタニューモウイルスが、この数年の中では大きな流行になったなということが取り上げられている、ということだと思われる。

・新型コロナウイルスの時の様に、「中国から何か流行ったぞ」、「パンデミック起こすかもしれない、春節で中国人が日本に来るけど大丈夫なのか?」ということを心配する理由は現時点では全くない。

・元々日本にもあるウイルスなので、新たにやってきたからと言って、それが大きな影響を及ぼすということは考えにくい。

・感染予防対策はインフルエンザも、新型コロナも、RSウイルスも、ヒトメタニューモウイルスも同じ。基本は「三密」を避ける。これが、ほとんどすべての呼吸器感染症を防ぐ基本だ。神経質になる必要はないが、小さな子どもや持病を持っている人、かかると重症化する恐れのある人たちに関しては、感染対策の基本を守って欲しい。

(長崎大学 森内 浩幸 小児科教授)

 

 

2025.1.9

「心筋梗塞」が少ない「日本人」

https://gendai.media/articles/-/144235

・日本人が動脈硬化を起こしにくい原因の一つと考えられてきたのが、善玉HDLが多いこと。日本人と米国白人の血中脂質の濃度を比較した2008年の論文によると、悪玉LDLと中性脂肪の数値はほとんど同じだったが、米国白人の善玉LDL値は日本人より10%低くなっていた。

・善玉LDLは、あまったコレステロールだけでなく、酸化LDLも引き抜いて肝臓に運んでくれる。この他に、悪玉LDLを酸化されにくくする作用や、血管の内側の細胞を守る作用も報告されており、日本でも海外でも、心筋梗塞に関しては、悪玉LDLが多いことより善玉LDLが少ないことのほうが問題と考えられている。

・日本でも食の欧米化が進んでいることから、これからは日本人も善玉HLDLが減って動脈硬化になり、心臓病が増えるのではないかと予想する専門家もいした。ところが、最近になって驚くようなことがわかった。厚労省の「国民健康・栄養調査」によると、食の欧米化にもかかわらず、日本人のHDLは減っていない。

 

 

2025.1.8

WHO「ヒトメタニューモウイルス感染症」中国で感染増も想定内

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250108/k10014687411000.html

・WHO=世界保健機関は7日、北半球での呼吸器系の感染症の流行に関する報告を公表し、熱やせきなどの症状が出る「ヒトメタニューモウイルス感染症」について中国で感染が増えていることが確認された一方、感染者の規模はこの時期に想定される範囲内だと明らかにした。

・「ヒトメタニューモウイルス感染症」は、熱やせきなどの症状が出る感染症の1つで、高齢者や乳幼児などが感染し発症すると重症化するおそれもある。

・去年の終わりごろから中国で拡大していると地元メディアが伝えているほか、インドやインドネシアでも感染が確認されている。

・WHOは「中国の発表データでは、ここ数週間の間に急性の呼吸器感染症が増加し、特に北部でヒトメタニューモウイルスなどの感染者数が増えている」と指摘した。

・WHOは「ヒトメタニューモウイルス」が新しいウイルスではないことや、かぜに似た症状を引き起こすものの、致死率は低いことなどを説明していて、過度な不安を引き起こすのを避けるねらいもあるとみられる。

◯ ヒトメタニューモウイルスについて

・せきや発熱、鼻水などかぜのような症状を引き起こすウイルスで、日本国内でも1年を通じて患者が報告されている。

・ほとんどの場合、症状は軽く、安静にしていれば1週間ほどで回復するが、幼い子どもや高齢者などが感染するとまれに重症化して肺炎や気管支炎になることがある。

・このウイルスは感染した人との接触や飛まつで広がるため、感染を防ぐには手洗いやアルコールによる消毒、マスクの着用など一般的な対策が有効だという。

(コメント;飛沫感染といってもウイルスのため、マスク着用の効果も限定的です)

・感染症法では国への報告の対象とはなっておらず、国内の感染者数は詳しくわかっていないが、国立感染症研究所によると、集団感染が起きた場合に各地域の保健所が行った調査などで毎年、数百人前後の患者が報告されている。

(コメント;この数字から見ると結構少ないことになります)

・いわゆる「かぜ」を引き起こすウイルスの1つで、国内でもありふれたものでほとんどの人は10歳ごろまでに感染すると考えられている。今後、中国から旅行で来る人が増えれば、国内でも感染が広がる可能性はあるが、軽症ですむ人が多いはずなので過度に心配する必要はない。外出したあと手洗いをしたり、人混みでマスクを着用したりといった基本的な対策が必要となる。

(コメント;まずは人混みを避けることが肝要です)

 

2025.1.6

これからの 季節生アレルギー性結膜炎の治療(眼瞼クリームによる初期治療)

https://santen2.m3.com/contents/alesion/2025/2025-01-06-1NND/index.html?cid=111476VDTL

https://www.santen.co.jp/medical-channel/di/tenpu/DD085_alesion_cream.pdf

(添付文書)

 

2024.12.20

長引く咳やたん…「肺NTM症」かも?

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1631198?display=1

・主な感染経路は、浴室のシャワーヘッドや台所の流し。ぬめりに生息する菌を吸い込むことで、感染する可能性がある。

・「非結核性抗酸菌」=NTMという菌に感染することで発症する「肺NTM症」。長引く咳や血痰、体重が減るなど、その症状は結核に似ている。

・患者数は最新の調査で人口10万人あたり19.2人と推定。2007年の調査から約3.4倍に上る。

・お風呂場とか水道、土壌などに常在する菌。7割程度がやせ型中高年女性。

・1か月以上の長引く咳などの症状が特徴の「肺NTM症」。

・感染の原因となる菌は、水回りなど身近なところに潜んでいる。

・日本国内での報告はほとんどが浴室での感染と言われていて、シャワーヘッドとかあるいは給湯口のぬめりの中に膜をつくって定着してしまう特徴があるので、お風呂の環境が(菌が)定着しやすい状態だと考えられている。

・お風呂では、追い炊きを避けることや、浴槽・給湯口を掃除してしっかりとぬめりを取る。シャワーヘッドは週に1~2回程度、スポンジやブラシなどで掃除をすると良い。

・家庭菜園やガーデニングでは、マスクを着用することで、菌を吸い込むリスクを減らすことができる。

・庭などの土壌では、家庭菜園やガーデニングなどで、砂ぼこりなどを吸い込むことで感染するリスクがある。

 

 

2024.12.14

新型コロナ全国定点3.07 変異株XECの検出割合 

https://news.yahoo.co.jp/articles/40b3a2537cb582f98fc1a82c8045b8313ffbd9bd

・2024年冬季の患者発生数の推移、過去の流行の経過等をみていると、今後、患者発生数は、2024年12月~来年の2月に流行期を迎えると予測される。

・新たな変異株であるXECが流行の主流株となる場合は、ある程度規模の大きな流行となる可能性が高い。

・感染すると2~7日の潜伏期間のあと、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、咳といった上気道症状に加え、倦怠感・発熱・筋肉痛・頭痛といった全身症状が生じることが多く、その症状はインフルエンザとよく似ている。

・オミクロン株が主流となった現在は、嗅覚・味覚障害の症状は減少している。

・症の場合は1週間以内に症状が軽快することが多い一方、発症から3か月を経過した時点で何らかの症状が2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかない場合には、罹患後症状(後遺症)の可能性を考える必要がある。

・国立感染症研究所感染症疫学センターが発表した第46週(11/11-17)のゲノム解析データによると、検出されたウイルスはKP.3系統が57.1%。変異株XECの割合は、42.9%となっており、変異株の割合が増加している。

 

 

2024.12.16

帯状疱疹ワクチン、2025年度から定期接種へ 高齢者対象 国が調整

https://mainichi.jp/articles/20241206/k00/00m/100/222000c

ウイルスがもとで発疹や痛みが生じる帯状疱疹のワクチンについて、厚生労働省は来年4月から高齢者を対象に、定期接種化する最終調整に入った。

65歳以降、5歳刻みで接種を受けられるようにする。

接種費用の一部を公費負担とし、自己負担の軽減を図る。

帯状疱疹ワクチンはこれまで、全額自己負担となる任意接種扱い。

決められた回数の接種を受けると、4万~1万円ほどかかる。

独自に助成をする自治体が増えているが、地域格差が指摘されていた。

厚労省は、高齢者が対象のインフルエンザや新型コロナのワクチンなどと同じ、予防接種法に基づく定期接種のうちB類と呼ばれる区分に位置づける方針。

帯状疱疹は、水ぼうそうにかかった後、体の中に潜伏を続けるウイルスが原因となる。

加齢や疲労などによる免疫力の低下で発症する。発症する人の割合は、50代から高くなり、70代でピークになる。

コメント;

愛知県内でも名古屋市を始め、自治体によっては助成(一部公費負担)がされています。

今回の定期接種化は、地域格差を解消するための措置ということのようです。

 

 

2024.12.5

いま、日本で「深刻な薬不足」が起こり始めているわけ

https://allabout.co.jp/gm/gc/506623/

医薬の先進国であるはずの日本で、どうしてこのような「薬不足」が起きているのか。また、この状況を改善するには、どうすればいいのか。

いま起きている薬不足の要因はいろいろあルが、根本をたどると「ジェネリック医薬品を普及させる」という国の施策に行きつく。

日本における医薬品の単価(たとえば錠剤であれば一錠あたりの値段)は、一般に「薬価」と言われ、国が公的に定めている。国は医療費削減をさらに進めるために、定期的に薬価を見直しており、実質的にほとんどの薬がどんどん薬価を引き下げられる状態が続いている。発売当初はそこそこ利益を上げていた薬でも、価格の引き下げによって赤字を生み出す事態となれば、やはり同じように製造販売を中止せざるを得なくなる。

 

たくさんの製薬メーカーが出している同じ薬の製品でも、その原末(有効成分である薬の本体)は、同じ化学薬品会社によって製造されていることが少なくない。

同じ化学薬品会社が作った薬の原末を、複数のジェネリック製造メーカーが仕入れ、それぞれの製品に加工して売り出しているのだ。

このような流れの中で、大元となる化学薬品会社に問題が起こったり、経営状態が悪化して、薬の原末の製造をやめてしまえば、その薬を有効成分とするジェネリック製品すべてが作れなくなってしまう。

事態はさらに深刻だ。

このような多くのことが起こり、現在の深刻な薬不足が起きているのです。

その大元をたどると、「ジェネリック優遇」「薬価引き下げ」という施策によってもたらされた、悪循環の一つにも見える。医療費の削減は必要なことだが、医薬品業界を苦しめるほどの無理な圧力は問題だ。

 

 

2024.12.1

トラブル相次ぐ『マイナ保険証』もう1つの大きな問題は「管理の難しさ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4ff41c05ebdc6eb89e5b00d49aa5499fd16a10

 

【解説】マイナ保険証 具体的にどうすればいいの?

https://news.yahoo.co.jp/articles/b85ce2a37cf576273888cc590bfc7d2b09704095

 

 

2024.11.30

ノロウイルス感染症と胃腸炎の違い

https://medicaldoc.jp/m/qa-m/qa1004/

  

金大病院で全国初投与 認知症新薬「ドナネマブ」

https://news.goo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-20241130000700.html

金大病院で全国初投与 認知症新薬「ドナネマブ」

・金大附属病院は29日、米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー型認知症新薬「ドナネマブ(商品名ケサンラ)」を使った治療を開始した。病院によると、全国初の投与で、この日は軽度認知障害(MCI)と診断された石川県内の70代女性が治療を受けた。

これまで治療が難しいと思われた人にも選択肢が広がる。

・20日から保険適用となったドナネマブは、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドベータ」を取り除き、病気の進行を緩やかにする。アルツハイマー病によるMCIや軽度の認知症患者が投与の対象となる。

・ドナネマブを投与できる医療機関は、常勤の専門医が複数いることやMRIなど投与の際に適切な検査が可能なことなど国の定めた条件がある。

・昨年実用化された「レカネマブ」は2週間に1回の点滴が必要なのに対し、ドナネマブの投与間隔は4週間ごと。

・それぞれの薬で副反応や効果が異なる。アミロイドベータ以外の原因物質にも効く薬の開発が期待される。

・原因物質を除去して症状の進行を抑える薬として、今回「レカネマブ」に続き「ドナネマブ」の保険適用が決まった。

 

 

2024.11.28

コロナ新しい変異株「XEC株」

http://osler.blog21.fc2.com/blog-entry-390.html

 

 

2024.11.27

「インフルエンザは何日休む?」  

https://medicaldoc.jp/m/qa-m/qa1002/

・インフルエンザの発症日は、咳や発熱などの症状が始まった日が0日。学校や幼稚園の出席停止日数は発症日から数えるため、症状が始まった日をスタートとして計算する。

・通常のインフルエンザの潜伏期間は1~5日程度。潜伏期間後は、発熱や倦怠感、頭痛や関節痛などの症状が出現する。一般的な風邪と同様に、咳・鼻水・喉の痛みといった症状もあるが、全身に症状が出やすいことが特徴。また、新型インフルエンザは、型によって潜伏期間が異なる可能性がある。症状や重症度も種類によって差異があるため、通常のインフルエンザと同じとは限らないことを理解しておこう。

コメント;当然、体力、安静度や抗インフルエンザ薬を含めた薬剤投与の有無などにより個人差があります。

・インフルエンザは具体的に感染力がなくなる期間が定められていない。しかし、発症後3~7日はウイルスを排出していると考えられている。そのため、発症した次の日に熱が下がったからといって、外出することは避けた方がよい。可能であれば、7日間は自宅療養すると、感染リスクが低下する。

コメント;もちろん、家族への感染は、逆に増えます。よくあるのは、家族が一緒に寝ている間に感染が拡がるケースです。(寝に帰るだけのような)お父さんからインフルエンザをうつされたり、お父さんがうつったりするのはよくあることです。忘年会シーズンは特に危険です。

・インフルエンザは飛沫感染と接触感染が主な感染経路。ウイルスを手から手に移しただけでは感染しないが、ウイルスが付着した手で顔まわり(目や口)の粘膜に触れると感染してしまう。

・インフルエンザを発症した日から5日が経過し、かつ解熱後2日を経過するまでは出席停止とされている。そのため、最低でも5日間は休まなければなない。しかし、解熱後も咳や鼻水などの症状がひどい場合や出席しても問題ないか判断が難しい場合もある。また、インフルエンザは解熱後も3~7日間はウイルスを排出する。そのため、出席する際はマスクを着用し、周りにうつさないように対策することも重要だ。

コメント;社会人の場合は、職場復帰については学生のような厳しい制限がないのが一般的です。

・インフルエンザにおける解熱の状態は、1日を通して(24時間)発熱が一度もなかった場合(解熱の定義)。そのため、午前中は熱があったが午後から平熱に戻ったという場合は発熱日に該当する。また、発熱の基準値は感染症法により定められている。

 

37.0~37.9度:微熱  37.5度以上:発熱  38.0度以上:高熱

 

上記の基準から、1日を通して37.5度未満であれば解熱した状態となる。しかし、解熱と判断する体温は医師や患者さんの平熱によっても異なる。平熱が低い患者さんであれば、37.5度の体温でも負担が大きいことになる。

・インフルエンザによる出席停止の義務は、学校保健安全法により定められている。学校保健安全法は児童および職員の健康管理・安全環境の確保が主な目的の法律。インフルエンザの出席停止日数も、学校保健安全法により定められています。そのため、インフルエンザを発症した場合は、自宅でしっかりと療養する必要がある。

・まとめ

インフルエンザは通常1~5日間を潜伏期間とし、発症後3~7日間はウイルスを排出していると考えられている。3日程度で症状が落ち着いても、可能であれば外出は控えると周りへの感染リスクを軽減できる。

学校への出席停止は、学校保健安全法によって定められているしかし、保護者の出勤停止については、法律上の規定は設けられていない。

・家族や自身がインフルエンザを発症した場合の対応は、受診した医療機関で確認しよう。また、発症を予防するために、こまめな手洗いやうがい、アルコール消毒を徹底することが大切だ。

 

 

2024.11.18

心臓発作を起こした後は非常に眠たくなる 

https://gigazine.net/news/20241118-heart-attack-deep-sleep/

・週末に長く寝ると心臓病のリスクが最大20%低下するとの研究結果や、就寝時刻によって心血管疾患の発症率に大きな差が生じるなどの研究結果がこれまでに公表されている。

しかし、逆に心臓の健康が睡眠にどのような影響を及ぼすのかについてはこれまであまり研究されていなかった。

・米国の研究者らは、マウスに心臓発作を起こさせて脳波を測定し、心血管疾患が体にどのような影響をもたらすのかを調査した。実験の結果、心臓発作が引き起こされたマウスは、心臓発作を起こしていないマウスに比べ、体を治す力のある深い眠りの段階「徐波睡眠」に多くの時間を費やしていることが判明した。

・さらに詳しく調べたところ、心臓発作を起こしたマウスの体内では「単球」と呼ばれる免疫細胞が脳内にあふれ出ていることが確認された。また、単球は腫瘍壊死因子(TNF)と呼ばれるタンパク質を大量に生産し、炎症を抑えようとしていたことも判明。このTNFには、睡眠を促進する作用がある。

・単球が睡眠に関係しているかどうかを確認するため、研究者らがマウスの脳に単球が蓄積しないようにしたところ、こうしたマウスは心臓発作を起こしても徐波睡眠が増加しなかった。このことから、研究者らは「TNFが睡眠を誘発するメッセンジャーとしての役割を果たす」と結論づけた。

・心臓発作を起こしたマウスの徐波睡眠を繰り返し妨害した結果、これらのマウスは脳と心臓の両方で炎症が起こり、心臓発作後に邪魔されずに眠れたマウスよりも予後がずっと悪いことがわかった。

・マウスを使った実験の後、研究者らは急性冠症候群を経験した人を調査した。その結果、急性冠症候群を発症した数週間後に睡眠不足を訴えた人は、その後2年間に心臓発作やその他の重篤な心血管系疾患を発症するリスクが、睡眠が良好な人に比べて高かったことが判明した。

・これらの結果から、研究者らは「心臓発作後に十分な睡眠と休息をとることは、長期的な心臓の治癒にとって重要である」と指摘。心臓発作を起こした患者を診た臨床医は、患者に対して質の良い睡眠がいかに重要かを伝える必要があると結論付けた。

 

 

2024.11.14

子育て世帯で大流行のマイコプラズマ肺炎

https://president.jp/articles/-/88098?page=1

8年ぶりの流行で全国で患者が急増しているマイコプラズマ肺炎。患者数が過去最多を更新中。

マイコプラズマは細菌でサイズは半分か4分の1ほどと非常に小さく、ちょうど細菌とウイルスの中間ぐらい。

小さいので、飛沫感染だけでなく、ウイルスのようにエアロゾル化し、空気感染に近いうつり方もする。

潜伏期間が2~3週間と長い。(インフルエンザは1~3日間ほど、新型コロナの潜伏期間は3~5日)

かかった人がもう治ったかな?と思っていると、次の人が感染していて発症する。

そのため、「家庭内感染を避ける」ことが難しくなる。

いったん細菌が家庭に入ると、低い感染率で約30%として、3人家族で1人感染、5人家族で2人感染。高い感染率で80%の場合、3人家族はほぼ全員感染、5人家族で4人感染すると見られている。

これはそれぞれの免疫量や健康状態によって変わってくるが、感染力はかなり強い。

高齢者は比較的発症にしにくいと考えられている。

つまり、マイコプラズマは子どもから40~50歳ぐらいまでの人に多い感染症で、まさに子育て世代を直撃していることになる。 

 

 

2024.11.13

「ロキソニンで膀胱炎は治るのか」

https://news.livedoor.com/article/detail/27548898/

ロキソニンは、あくまで膀胱炎のときに起きる排尿痛の症状を和らげるだけで、根本治療にはならない。

膀胱炎かな? と思ったらタイミングをみて、医療機関を受診したほうがよい。

そして、排尿痛が辛いからといってむやみにロキソニンを飲むことは危険だ。

表面的に状態は良くなったように見えるかもしれないが、水面下で病気は進行し、気づいたときには時すでに遅かったという事態にもなりかねない。

 

 

 

2024.11.8

神経障害性疼痛

https://www.nichibenren.or.jp/activity/improvement/shokai/qa_b.html

神経障害性疼痛(Neuropathic pain)とは、1994年に国際疼痛学会で「神経系の損傷や機能不全が原因となって生じる痛み」と定義されたが、2008年に「体性感覚伝導路の損傷や病変によって直接引き起こされる痛み」と再定義された。

つまり、中枢神経または末梢神経において痛みを伝える神経の損傷や機能障害に起因する疼痛疾患だ。

原因は糖尿病による末梢神経障害や帯状疱疹後神経痛、外傷、脊髄損傷、腫瘍による神経の圧迫などが挙げられる。

疼痛の性状は多様であり、焼けるような痛み(灼熱痛)や刺すような痛み(刺痛)、しびれなどの異常感覚、痛覚過敏などが認められる。

また持続的で耐えがたい痛みを伴うことも特徴となる。

痛みの強さの評価は視覚的アナログスケール(visual analog scale :VAS)などの評価スケールを用いて行う。

診断は患者さんの症状や病歴を基に、神経学的所見、画像診断、電気生理学的検査などを行いフローチャート式の診断アルゴリズムに則って行われる。

 

治療は患者さん個々の症状に応じた薬物療法や非薬物療法(理学療法・作業療法、認知行動療法)、侵襲的治療法(神経ブロック、神経の圧迫を解除する外科的治療、脊髄刺激療法)など多面的なアプローチが行われる。

 

 

 

2024.11.6

「肺がんの進行速度」はどれくらい?

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/cancer/ca627/

 

 

2024.11.5

冠攣縮性狭心症

https://medicaldoc.jp/cyclopedia/disease/d_heart/di0603/

・冠攣縮性狭心症は冠動脈の攣縮(れんしゅく)による疾患。冠動脈の比較的太い部分が攣縮という一時的な痙攣により収縮することで胸が苦しくなる。微小血管狭心症は冠動脈末梢の細い部分の拡張不全や攣縮により虚血症状が出現する疾患だ。

・冠動脈の攣縮の原因として、血管の内皮機能異常(内皮細胞からの一酸化窒素の産生低下)が考えられている。

・胸痛発作の多くは夜間や明け方、安静時に出現する。

労作性狭心症と比較すると痛みが持続する時間が長いことが多く、その持続時間は数分から15分程度。

・発作時に行う薬物治療と発作の予防のための薬物治療がある。

発作時の治療として代表的なものは硝酸薬。

ニトログリセリンや硝酸イソソルビドなどの硝酸薬を使う。

発作の予防にはカルシウム拮抗薬が第一選択薬として知られている。

カルシウム拮抗薬は冠動脈の攣縮を抑える作用がある。

カルシウム拮抗薬に抵抗性の冠攣縮性狭心症に併用が検討される薬剤として、ニコランジルがあります。

難治性の冠攣縮性狭心症に対してファスジル(Rhoキナーゼ阻害薬)の冠動脈内投与などの治療を行うこともある。

冠攣縮性狭心症の危険因子は動脈硬化性の疾患とほぼ同様と考えられている。

高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、過剰飲酒、肥満などが代表的な危険因子となる。

その中でも喫煙は冠攣縮性狭心症の危険因子として突出しており、禁煙は生活習慣の管理の中で特に重要だ。

過剰飲酒により発作が誘発されることも冠攣縮性狭心症の特徴であり、節酒が重要だ。

特に飲酒後に顔が赤くなりやすいタイプの人(2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人)は冠攣縮性狭心症になりやすいと言われており、注意を要します。

冠攣縮性狭心症の発作は飲酒中よりも飲酒後数時間経ってから起きることが多いと言われている。

飲酒によりマグネシウムの尿への排泄が増えた結果、組織のマグネシウム欠乏が起こることが機序の一つとして考えられている。

 

 

2024.11.4

「大腸がん」のリスクとなるポリープ・腫瘍の見つけ方

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202410p3692/

  

マイコプラズマ肺炎が猛威 感染者、4週連続で過去最多更新

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024110300220&g=soc

1999年に現在の集計方法になって以来、1週間に報告された患者数は1医療機関当たり4週連続で過去最多となり、初めて2人を超えた。

(コメント;患者の約80%を14歳以下が占めるということです。個人的な経験ですが、抗原検査や抗体検査の結果は、小児例では陽性率が高いのですが、成人では陰性の場合が多い印象です)

 

 

2024.11.3

便秘症の診断基準

https://medpeer.jp/news/295548?utm_source=comment&utm_medium=email&utm_campaign=20241103_mo&bdmlc=MTAwNDY1Xzc0NzhfMjkxMTU5XzE&bdl=8

ガイドラインの定義

①排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある。

②排便の4分の1超の頻度で、兎糞状便または硬便(BSFSでタイプ1か2)である。

③排便の4分の1超の頻度で,残便感を感じる。

④排便の4分の1超の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある。

⑤排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である(摘便・会陰部圧迫など)。

⑥自発的な排便回数が、週に3回未満である。

このうち2つを満たすと便秘と診断。

BSFSはブリストル糞便形状スケールの略で、1-7のうち数字が小さいほど硬い。

 

 

2024.11.1

痛風の発症、炎症の起きやすさも関係 世界262万人の遺伝子を解析

https://medpeer.jp/news/298864?utm_source=news_mail&bdmlc=MTAwNDY1Xzc0NzhfMjkxMTU5XzE&bdl=1&utm_medium=email&utm_campaign=20241103_mo

・世界の約262万人の遺伝子を解析した結果、痛風の起こりやすさと関連する遺伝子の領域が、377カ所あることを国際的な研究チームが特定した

・痛風は高尿酸血症と炎症反応の2段階で起こるが、今回2段階目に関連する遺伝子領域も見つかったことは興味深い。痛風は、ゲノムの個人差に応じた検診や予防、治療ができる可能性が高いと期待されている。

 

 

2024.10.31

60代はインフルエンザに注意が必要!今日からできる予防法3選

https://sutekinaanohito.jp/column/6181/

・風邪との違いは、高熱が出やすいことと、全身症状が多くみられること。ただし、シニア世代の場合は発熱があまりみられない場合もある。

・合併症で多くみられるのが肺炎や脳症、さらに、インフルエンザをきっかけとして循環器疾患など慢性基礎疾患での死因も増えるといわれている。

・インフルエンザでの入院事例で最も多いのが60歳以上。「インフルエンザ死者の9割は65歳以上」という衝撃的なデータもあり、60代にとってインフルエンザは非常に怖い病気といえる。

・そもそも60代以上は基礎疾患を持っている方が多く、また、免疫力も成人に比べ弱く、健康な成人では発症から1週間程度で症状は軽減されるが、症状が長引き、さらには合併症を引き起こすケースも多い。

・インフルエンザ対策3選(詳細は本文参照)

① 免疫力を高める生活をする

② こまめな手洗いやマスク、換気などを行う

③ インフルエンザワクチンで重症化を防ぐ

 

 

2024.10.30

腎機能の回復を目指す4つの体操|体の巡りをアップして腎臓の負担を軽減

https://kaigo-postseven.com/?p=172105

 

 

2024.7.12

日本のクスリ、実はほぼ「中国製」だった…! 患者が知らない「ヤバすぎる実態」

https://gendai.media/articles/-/133265

 

 

2024.6.18

治る病気が治せない!? “長期化する薬不足”なぜ起きた

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4916/

 

 

2024.6.13

新型コロナ 弱毒化したか?

http://osler.blog21.fc2.com/blog-entry-366.html

 

ALS患者半数以上で進行抑制 iPS使い発見の白血病薬

http://osler.blog21.fc2.com/blog-entry-367.html

(要ログイン)

 

 

2024.6.12

アルツハイマー病の新しい治療薬 ドナネマブ

https://ewsnoopynaika.blogspot.com/2024/06/blog-post_5.html

 

 

2024.6.6

パーキンソン病の原因物質、脳内の可視化に成功 治療法開発に期待http://ewsnoopy.blogspot.com/2024/06/qst-pet-petpet-2024.html

 

超過死亡は現在は増加見られず

https://x.com/MNHR_Labo/status/1667306174612656128

今年3月~5月という、 「ちょうど超過死亡が落ち込んでいる時期(ワクチンも打たれていない時期)」  を選んでのNHKのニュース。

 

「シェーグレン症候群」を発症すると現れる症状・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?

https://medicaldoc.jp/m/qa-m/qa0473/

 

 

2024.5.16

血圧は放置厳禁!やや高めでもCVDは2倍

https://medical-tribune.co.jp/news/2024/0416562354/

(要ログイン)

横浜市立大学公衆衛生学准教授の桑原恵介氏らは、就労世代8万例超を対象に、最新の血圧区分を用いて分類した血圧と心血管疾患(CVD)との関連を検討。やや高めとされる正常高値血圧でもCVDの発症リスクが約2倍になること、CVD発症への影響は正常高値血圧~軽度高血圧で大きいことが明らかになった。

(職域多施設研究J-ECOHスタディのデータを使用)

コメント;

「血圧は高くてもよい」といったベストセラー本を書いている著者(一応ドクター。ただし循環器科を含めた内科は専門外)の反論(できれば学会で)を聞きたいものです。

 

コーヒー1日2杯以上で高血圧心血管疾患(CVD)死2倍

https://medical-tribune.co.jp/news/2023/0104548681/index.html?_login=1#_login

(要ログイン)

・コーヒー摂取は一般集団において高血圧の発症および死亡リスクを低下させるが、高血圧患者においては血圧を短期間上昇させる。一方、緑茶の摂取は高血圧前症およびステージ1の高血圧患者の血圧を低下させ、CVD患者および一般集団の全死亡およびCVD死リスクを低下させる。

・1日1杯ではCVD死リスク上昇せず。

・1日にコーヒーを2杯以上摂取する群は血圧にかかわらず、若年、現喫煙者、現飲酒者が多く、野菜の摂取量が少なく、総コレステロール値が高く、SBPが低かった。

・カフェインを含有するコーヒーにはポリフェノールの1種であるクロロゲン酸やその他のフェノール化合物が含まれており、糖尿病女性のコレステロール値を低下、血管内皮機能を改善、炎症を軽減させる。

・コーヒー常飲者は、カフェインによるCVDへの悪影響を低減させる可能性があるカフェイン耐性を形成する。一般集団では、カフェインによる一過性の血圧上昇はその他の化合物やカフェイン耐性により相殺される。しかし、高血圧患者はカフェインの効果に対する感受性が強いため、重度の高血圧患者ではカフェインの悪影響が保護作用を上回り死亡リスクを上昇させると考えられる。

・一方、緑茶の有益な効果は、緑茶に最も多く含まれるポリフェノールの(-)-エピガロカテキンガラートによるものと考えられる。(-)-エピガロカテキンガラートは高血圧モデルラットの血圧を低下させ、血管内皮機能を改善させることが示唆されている。

・(-)-エピガロカテキンガラートは酸化ストレスを低下させ、炎症を低減させ、血清脂質プロファイルを改善させる。緑茶もコーヒーもカフェインを含有しているにもかかわらず、コーヒー摂取のみが重度高血圧患者の死亡リスク上昇に関連していた理由の一部が、これらの緑茶カテキンの有益な効果により説明できる。

コメント;

国内で、緑茶の愛好家が減少しているのが心配です。「コーヒーの種類を問わずCVDリスクが低下」という論文もあり、結論が錯綜しています。いずれにしろ「(たった2杯ではありますが)過ぎたるは及ばざるが如し」「血圧が高い人はコーヒーの飲みすぎに注意」ということでしょうか。

 

擦れ違い後5秒以内が「エアロゾル」ピーク―新型コロナなど

https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/240510562725/

(要ログイン)

人と擦れ違う際、感染者の口から出るウイルスにさらされるリスク(暴露リスク)を検討したところ、空気中に浮遊している粒子「エアロゾル」の数は、擦れ違った後5秒以内にピークになることが分かった。換気の有無にかかわらず、エアロゾル数は全ての速度で通過後5秒以内にピークに達し、その後急速に減少した。感染リスクを低下させるには、息を止める、1メートル以上の距離を取る、風上に移動するなどの対策を行うことが効果的だ、という。

 

 

2024.5.13

「大腸がん」を発症すると体のどこに「痛み」を感じるの?

https://medicaldoc.jp/m/major-diseases/cancer/ca381/

・大腸がんは2019年の統計では、部位別のがんの罹患数が男女別ではそれぞれ2位だが、男女を合わせると1位となる罹患率の高いがん。

・大腸がんに特徴的な痛みの部位や典型的な症状と言えるものは少なく、他の疾患に由来するものの可能性もある。お腹の痛みだけでは確定診断はできない。

・痛みは持続痛ではなく、痛い時と治まる時が繰り返される波のある腹痛が特徴。

・部位としては、お腹の左右片側の痛み、みぞおち・下腹部の痛み、肛門部痛など。

 

ワイン党が悲嘆! 最新研究が打ち砕いた「赤ワインは体にいい」という都市伝説

https://www.smartnews.com/sp/4678137178952305007?placement=article-preview

コメント;

今まで循環器の講演会で、ワインの効用について散々聞いてきただけに、真偽のほどは如何なもんだろうか。今後の議論や追試研究が待たれるところ。

 

 

2024.4.12

劇症型溶血性レンサ球菌感染症  “感染者の約3割が48時間以内に死亡” 

https://nikkan-spa.jp/1983070

・感染源・・・水虫や足裏のひび割れ、靴ズレ、そして粘膜など。予防策としては、足を清潔に保つこと。足は手ほど頻繁に洗わないことが多く、小さな傷だと見逃しがちとなる。水虫や傷口を常に確認し、適切に治療することが大事。

 

 

2023.12.3

肺がんの進行速度(転移の有無別)はどのくらいでしょうか?

https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/x972zg-cq9

 

 2023.3.27

「ニキビには漢方薬が効果的」

https://medicaldoc.jp/m/column-m/202111p2062/

皮膚の赤みや痒みを発散し、赤くて炎症性があるニキビには「清上防風湯」を、また、生理前にニキビができやすいなどホルモンバランスの影響を受けるタイプのニキビには「十味敗毒湯」を使うことが多い。そのほか、「桂枝茯苓丸」も、生理の波の影響を受けやすい人に適しています。

漢方薬の治療は、ニキビを改善するだけでなく、ニキビができにくい体へ体質を整えていくことを目的としている。

そのため長期的に飲み続けることが大切。

 

2022.11.8

糖尿病治療薬SGLT2阻害薬、利尿作用・抗炎症作用など結石形成抑制効果

https://www.qlifepro.com/news/20221108/sglt2-3.html

SGLT2阻害薬の処方されている患者での尿路結石有病率は2.28%、SGLT2阻害薬の処方されていない患者での尿路結石有病率は2.54%であり、SGLT2阻害薬の使用患者では尿路結石の有病割合が有意に低下していた。

今回の腎結石形成抑制作用は利尿作用ではなく、抗炎症作用によるものと考えられた。

 

 

2021.4.11

政府が使用促進を強めるジェネリック薬 トラブル続出の負の側面も

https://www.news-postseven.com/archives/20210411_1650920.html?DETAIL

・医療費削減の観点から、これまでジェネリック薬の使用は国をあげて推進されてきた。しかし厚生労働省が掲げてきた使用割合を8割とする目標もほぼ達成したいま、信頼が揺らぎ始めている。

・2020年12月、70代と80代の男女が相次いで亡くなった。死の背景にあったのは病院から処方された「薬」。ジェネリック医薬品製造メーカーの「小林化工」が製剤した爪水虫の治療薬に、睡眠導入剤の成分が混入していたという前代未聞の事件だった。

・日医工は、出荷時の試験で「不適合」となった、破棄すべき錠剤を砕いて再び加工し直したりすることで、適合品として出荷していた。

・成分が同一であっても、添加物の内容や製造工程などが異なれば効き方にも影響が出てくる。

・季節性のアレルギー薬の有効成分である「フェキソフェナジン」や痛み止めの「ロキソプロフェン」などは、患者さんから先発薬とジェネリック薬で効き方が違うという声があがることが多い。

・胃薬の「ランソプラゾール」は、逆流性食道炎や胃潰瘍の治療でよく用いられるが、成分が非常に分解されやすい性質を持っている。そのためランソプラゾール配合の先発品「タケプロン」を開発した武田薬品は、分解を防ぐ技術を独自に開発している。つまり、たとえ成分が同じでも、独自の安定化剤の違いによって効き方にも違いが出ることがありうるのだ。

・医師によっては『この薬は絶対にジェネリックに変えてはいけない』と指定する場合すら存在する。

・ジェネリック薬が作られる海外の工場は劣悪な環境のケースもある。実際、アメリカでは中国で製造したジェネリック薬の降圧剤から発がん性物質が検出されたり、インド製の高脂血症治療用のジェネリック薬にガラス片が混入する事故が報告されたりとトラブルは後を絶たない。

・日本のジェネリック薬も原料の4割は中国とインドに頼っている。たとえ薬の安全性の国際基準であるGMP(適正製造規範)を守っていたとしても、実際に工場を視察してみたらハエがたかっていたという報道もあった。ジェネリック薬製造メーカーの中には規模が小さく人手が少ない会社もあるため、国内外すべての工場に監査の人員が派遣できているかは疑問が残る。

・外国で主薬原料を作り日本に安価で輸入したものを製品化する場合、主薬の品質保証がなされていないことがある。2013年には韓国の原薬メーカーである『SSファーマ』がGMP(薬の安全性の国際基準)を満たしていないとして、製造を委託していた国内ジェネリック薬メーカー11社が製造中止に追い込まれた事例もある。

・先発薬と違い、ジェネリック薬は1つの薬を複数のメーカーが作っているため何種類もあり、それぞれ少しずつ効き目が異なる。

・先発品メーカーが作るジェネリック薬である「AG(オーソライズド・ジェネリック)」は先発品とほぼ同等と考えられる。

・調剤薬局がジェネリック薬製造メーカーの関連会社にあたるケースがある。たとえば、日本ジェネリック株式会社の関連会社である「日本調剤」は、ジェネリック医薬品の使用率が国内の平均を大きく上回っている。

・「医療機関で提供される治療や薬は無条件に信頼できる」という、思考停止は禁物だ。製薬会社も利益を出すための“資本主義の理論で動いている”。食品の添加物や原産地をチェックするような気持ちで、どの薬をなんのためにのむのか、そして本当に必要なのかを考えることが、自分の身を守り健康を保つ一番の方法となる。

 

前田青邨・日本画  「富士」