2023.4

2023.4.8(No.1090)

<「夢なき者に成功なし」>

夢なき者に理想なし

理想なき者に計画なし

計画なき者に実行なし

実行なき者に成功なし

故に、夢なき者に成功なし      

(吉田松陰)

 

<「送粉者」> 

花を咲かせて種を作る顕花植物の多くは、繁殖のため、雄しべと雌しべの間で花粉を運んでくれる「送粉者」の力を借りている。ミツバチ、アリ、鳥など、植物の受粉を手助けする生き物は地球上で20万種以上といわれ、野菜や果物の栽培には欠かせない存在だ。

 

<「そういうものだ」と「それがどうした」> 

「これらの言葉は人生における二大キー・ワードである。このふたつの言葉さえ頭にしっかりと刻みこんでおけば、たいていの人生の局面は大過なくやりすごせてしまう」(村上春樹)

 

<冬があればこそ春が謳歌できる> 

「耐えねばならない冬があればこそ、私たちは招き寄せることができる。心から望み、長く待ちわびた、春という季節を」

(アン・モロー・リンドバーグ)

 

<少しだからこそ貴重> 

「浜辺の美しい貝殻をすべて集めることはできない。ほんの少ししか集められないが、少しだからこそ、よけいに美しいのだ」

(アン・モロー・リンドバーグ)

 

<坂本龍一氏のこと ①> 

奇しくも今日の朝刊、「天声人語」も「春秋」も71歳で旅立たれた坂本龍一氏が採り上げられていた。

同じ題材で書かれることはそんなにあることではない。両方の読み比べを朝から堪能できた。

 

<坂本龍一氏のこと ②> 

亡くなって初めて、その故人の偉大さに気づくことはよくあることだ。まさしく「蓋棺事定」とはこのことだと思う。

 

<坂本龍一氏のこと ③> 

彼の座右の銘は ”Ars longa, vita brevis”(芸術は長し、人生は短し)だったという。

 

<”Ars longa, vita brevis, occasio praeceps, experimentum periculosum, judicium difficile.” ①> 

医学の父ヒポクラテスの格言。

 

<”Ars longa, vita brevis, occasio praeceps, experimentum periculosum, judicium difficile.” ②> 

「芸は長し、生涯は短し、時機は速し、経験は危うし、判断は難し」

 

<”Ars longa, vita brevis, occasio praeceps, experimentum periculosum, judicium difficile.” ③>

「技術の取得には長い時間がかかるのに人生は短い、ちょっと経験を積んだから、と調子に乗ってはいけない。弛(たゆ)まず励めよ」といったところか。私は「医師は生涯研鑽に励むべし」と解釈。

 

<座っている時間 ①> 

シドニー大学の研究者が20カ国・地域の統計を比べたところ、首位に日本とサウジアラビアが並んだ。ともに1日約7時間だった。

 

<座っている時間 ②> 

この統計に触発され、千葉県在住の高齢者約300人の正確な座位時間を調べたデータがある。計測値は男性が1日平均9時間6分、女性は8時間3分と出た。高齢の方ほど、また肥満傾向の方ほど、長時間座りがちだったという。

 

<座っている時間 ③> 

英米や豪州では近年、「座りすぎ」問題一に関心が強いという。肥満や糖尿病が増え続ける要因としてデスクワークの長さが疑われたからだ。

 

<座っている時間 ④> 

「テレビを1時間じっと座って見続けると、平均余命が1日22分ずつ短くなる」「座位が日に4時間以上の高齢者は、2時間未満の人より生活が良好という実感が乏しい」。そんな研究論文が耳目を集めた英国や豪州では、政府が「座り続けないための健康指針」をとりまとめている

 

<座っている時間 ⑤>

 1時間に1度はイスから立って動く、1日に60~75分は体を動かす、といった目安が発表された。コロナ禍で、もともと長めだったわが座位時間はさらに延びた。最近、肩こりや腰痛に悩まされている人は「座り疲れ」が原因かもしれない。

(「番外天声人語」2023.2.13)

 

<坂本龍一さんが語った 音楽、がん、人生 ①>  

「きらびやかな世界じゃなくて、枯れた世界にいよいよもっとひかれるようになってきた」

 

<坂本龍一さんが語った 音楽、がん、人生 ②> 

「雨が降り出すと必ず窓を開けて、雨の音をじっくり静かに聞いていたり、竹林に行って、その中を風が通っていく、竹が揺れる音なんかをじっと聞いたり・・・」

 

<認知症になりやすい人の口癖> 

「これだから今の人は~」「今の若い人は~」「今に比べて昔はよかった」

「世の中がおかしい」・・・全部自分に当てはまります。

 

<「先生、お願いですから笑わせないでください」>

笑って痛くなる病気(くしゃみや咳でも痛くなります)

肋間神経痛、ティーツェ(肋軟骨)症候群、胸腹壁の帯状疱疹、腹直筋症候群、急性虫垂炎、ヘルニア、腹膜炎、(骨盤内の)婦人病など

 

<名古屋の開業医なのになぜTWのタイトルバックが横浜?>  

院長の出身大学が横浜だからです。たった6年間の学生生活でしたが、多感な年頃だった だけに思い出がいっぱい詰まっています。(思い出の半分は横浜と言っては言い過ぎ?)   

 

 

2023.4.15(No.1091)