胃アニサキス症

アニサキス症とは

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/314-anisakis-intro.html

・人への感染源となる魚介類は、我が国の近海で漁獲されるものでも160種を超える。

この中でも患者の食歴から、サバ(マサバおよびゴマサバの総称、加工品としての「しめ鯖」を含む)が最も重要な感染源と考えられる。

この他、アジやイワシ、イカ、また最近ではサンマなどが感染源になる機会の多い魚介類として、注意が必要となる。

 

・魚介類の生食後数時間して、激しい上腹部痛、悪心、嘔吐をもって発症するのが胃アニサキス症の特徴で、人体症例の大半がこの症状を呈する(劇症型胃アニサキス症)。

食歴に関する問診と臨床症状から劇症型胃アニサキス症が疑われる場合は、胃内視鏡検査で虫体を検索し、検出虫体の形態と遺伝子配列から確定診断する。

しかし健康診断時等の内視鏡検査で、胃粘膜に穿入する虫体が見つかる無症候例もある(緩和型胃アニサキス症)。

 

・冷凍処理(-20℃,24時間以上)によりアニサキス幼虫は感染性を失うので、魚を冷凍して解凍後に生食することは感染予防に有効である。


急性胃アニサキス症

https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/140758-1-11.pdf

 

胃アニサキス症

 

https://medicalnote.jp/diseases/アニサキス症