雑草の花粉によって、秋にも花粉症の症状が出る人がいる。
ただ、症状の中には新型コロナと見分けがつきにくいものもある。
鼻水や鼻づまり、せきやたんのからみ、微熱、だるさなどは両方で起こる。
秋の花粉はススキやブタクサといった雑草で、遠くから花粉が飛んでくる春と違い、数キロから数十キロの範囲で飛散する。
そのため、花粉が少ないエリアもあれば、河川敷や公園の周辺といった雑草が多い場所や草刈りをした直後はたくさんの花粉が舞うなど、飛散状況は環境に左右されやすい。
また春は症状が数カ月続く人が多い一方で、雑草は点在していることから、秋は、短期間で複数回の症状が現れる違いもある。
散歩をする時は、雑草が多い場所を歩くのは避けて、不織布製のマスクの着用が有効だ。