脊髄炎
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脊髄炎は、感染症やワクチン接種、薬剤、自己免疫疾患などが原因で発症する。
感染症としては、以下が挙げられる。
ポリオウイルス
ヘルペスウイルス
EBウイルス
サイトメガロウイルス
水痘帯状疱疹ウイルス
エンテロウイルス
ウェストナイルウイルス
など
ポリオウイルスや水痘ウイルスは予防接種が導入されているが、ヘルペスウイルスやEBウイルス、サイトメガロウイルスやエンテロウイルスなどは日本においてもありふれたウイルスであるため、こうしたウイルスを原因に脊髄炎が発症するリスクは十分に考えられる。
また、マイコプラズマや梅毒、結核などが原因となることもある。
そのほかにも、ワクチン接種や薬剤、自己免疫疾患などがきっかけとなり脊髄炎が引き起こされることがある。
具体的には、抗菌薬や抗真菌薬の使用、また、全身性エリテマトーデス(SLE)や多発性硬化症などの病気と関連した発症だ。
多発性硬化症が原因となっている場合には、同時に視神経も障害を受けることがあり、特に視神経脊髄炎と呼ばれる。