総合内科
循環器科
呼吸器科
消化器科
脳神経科
老年病科
◯ 認知症
□ アルツハイマー病は認知症の発症原因の70%を占める。現在用いられている薬剤には3種類のコリンエステラーゼ阻害薬と1種類のN-メチル-Dアスパラギン酸(NDMA)受容体拮抗薬がある。
□ アミロイドカスケード仮説に基つき、アミロイドβ(Aβ)の産生・代謝に関与する酵素阻害剤、凝集阻害剤および免疫療法などの病態修飾薬の開発が精力的に行われている。認知症を発症しているアルツハイマー病患者に対する有効な新規治療薬の開発は、これまでに多数の有力候補品が、有効性およひ安全性の両面から満足な結果が得られないまま開発中止を余儀なくされていた。現在、Aβやタウに対する病態修飾薬の臨床試験が行われており、副作用の少ない臨床的に有効な薬剤か開発され、実用化されることが期待される。
皮膚科
◯ 帯状疱疹
□ 帯状疱疹の原因となるのは、水ぼうそうと同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)で、神経節に潜んでいるウイルスが、免疫力の低下によって再び活動をすることで発症する。
□ 50代から増加し、80歳までに約3人に1人が発症するというデータもある。
□ 成人の9割が水痘・帯状疱疹ウイルスを持ち、80歳までに約3人に1人が発症するというデータからも、帯状疱疹は極めて身近な病気。
□ 帯状疱疹は加齢などによる免疫力の衰えが目立つ50歳代から増加する。その後60代、70代と徐々に発症率は増加していく。
□ 日本人の成人のおよそ9割が体内にこのウイルスを持っていると考えられており、体の左右どちらか片側の皮膚に神経痛のような痛みが起こり、その部分に水ぶくれや赤い発疹が帯状に出てくる。
□ 体の左右どちらか片側の皮膚に神経痛のような痛みが起こり、その部分に水ぶくれや赤い発疹が帯状に出てくる。
□ 帯状疱疹のワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります
□ 免疫不全・免疫抑制状態の方や妊娠中の方などは生ワクチンの接種を受けられない。
□ 帯状疱疹は、一度だけでなく二度、三度とかかる場合もあります。再発の際は、初めて発症した部位と大半が異なるといわれている。
感染症
リハビリテーション科