実は年齢を重ねるにつれて、健康維持に欠かせない腸内の善玉菌が急激に減少し、多くの病気を引き起こす悪玉菌が増加するという腸内環境が形成されていきます。
また、加齢とともに腸内の老廃物を出す力(腸管運動)が弱まり、有害な腐敗物質がたまりやすくなります。
その結果、便はにおいがきつく、出る量も少なくなり、「老人性襄便」といわれる細い便に変わっていきます。
排便後にお腹がすっきりしない残便感も、腸の老化に伴う現象の一つです。
参考・引用
日医ニュース H29.7.5 (辨野義己先生)