急性冠症候群(ACS)

急性冠動脈症候群後の2次予防におけるアスピリンと、新しい坑血小板薬であるGPIIb/IIIa受容体拮抗薬との比較検討ぢた結果、両者には差がなかった。

 

・糖尿病合併患者において、コントロールの治療方法によって糖尿病群の層別化(「インスリン補充療法群およびインスリン分泌刺激薬の投与」対「インスリン感受性改善群」)が行われ、前者で心血管イベントを起こす可能性が高いという結果であった。

循環器専門医の立場としては、この一連のメカニズムは、主として冠動脈で起こると思ってきました。

今でも同じです。

多くの論文では、「どの動脈で」ということは意外と明記されていません。

内頚動脈でこのようなことが起これば想像しただけでも大変なことになります。