肝臓は糖代謝の中心的な役割を担います
肝臓は、腸管から吸収されたゲルコースと譚臓から分泌されたインスリンが到達する最初の臓器です。
肝臓ではグルコースをグリコーゲンとして蓄積したり、糖新生を行うことで血糖値を調節し、脳や筋肉などにグルコースを供給します。
糖尿病の患者さんでは、肝機能障害が認められるケースも多く、逆に肝機能障害患者さんでは食後血糖が高いなど糖尿病と肝機能は密接に関係しています。
糖尿病と肝機能異常の合併頻度は?
厚生労働省NASH研究班による調査では、糖尿病患者さんの約28.6%で肝機能異常が認められました。
男性ではBMIの上昇に従って、肝肝機能異常の頻度が上昇する傾向にありました。
糖尿病の肝機能異常の合併リスクは?
重大な肝臓病(肝硬変、肝癌)になるリスクだけでなく、糖尿病ではさまざまなスクに繋がることが報告されています。
参考・引用 Medical こまど通信
12月(2017)