令和6年度より、無料クーポン券の対象となる検診の種類が拡大します。
これまでの大腸がん検診・子宮頸がん検診・乳がん検診に加え、胃がん検診・肺がん検診・前立腺がん検診の3種類を追加します。(ワンコインの廃止)
胃がん検診
胃がん検診について、50・55・60歳はエックス線検査か内視鏡検査のどちらかを選択できます。
40・45歳はエックス線検査での実施のみとなります。
当院では内視鏡検査のみを行っているため、50・55・60歳の内視鏡検査のみとなります。
前立腺がん検診
当院で可能な健診・検診項目 2024.6.8 現在
○ がん検診とは?
がん検診は、自覚症状のない健康な方が対象となります。
もしがんが見つかっても、症状が出る前のがん(=早期がん)であることが多く、有効な検診を定期的に受けることが大切です。
日本では、5つの「がん検診」が有効な検診として推奨されています。
これらは、その有効性 ( 死亡リスクを下げる効果 ) が科学的に証明されているものです。
また、検診の利益・不利益のバランスを考慮して、対象年齢や受診間隔が定められています。
○ がん検診の流れ
がん検診で「異常あり」と判定された場合には、必ず、精密検査や診断・治療を受けることが必要です。
「異常なし」と判定された場合でも、次回の検診を受けることが大切です。
今回「異常なし」であっても、将来的にがんの危険性がないということではないからです。
いずれの検診でも100%がんを発見することはできませんので、その後、何か気になる自覚症
状が認められた場合には、次の検診を待つことなく、すぐに医療機関を受診しましょう。
○ がん検診を受けましょう
検診で発見されるがんは、症状が出てから見つかるがんと比べてその後の経過が良いことがわかっています。
また、治療による体への負担や経済的な負担も軽くて済みます。
ぜひ、がん検診を受けましょう。
がん検診の案内は、各自治体 ( 都道府県、市区町村など ) で行われており、各自治体から委託を受けた医療機関などで、だれでも受けることができます。
不明な点は、各自治体のがん検診担当窓口に尋ねてください。
(日医ニュース 令和3年7月5日)
(名古屋市配布パンフ)
(名古屋市配布パンフ)