不眠症とは
⬜︎ 睡眠に関する基礎知識
必要な睡眠時間は個人差が大きく、一般的な基準をつくることはできません。
加齢に伴い、からだのさまざまな生理機能が低下してくるため、「若いころのように眠れな
い」という状況は健康な方であっても自然なことです。
日中の活動が快適であれば、十分な睡眠がとれていると考え、睡眠時間にこだわらないよ
うにしましょう。
⬜︎ 不眠症に関する基礎知識
不眠症状には、寝付<までに時間がかかる「入眠障害」、夜間に何度も目を覚ます「中途
覚醒」、起床時間よりも早く目覚めてその後眠れない「早朝覚醒」、睡眠時間は十分確保し
ているにもかかわらず睡眠充足感がない「熟眠障害」があります。
治療の対象となる不眠症とは、これらの不眠症状に加えて昼間の生活に何らかの支障(例えば昼間の眠気、集中力の低下など)が生じている状態です。
⬜︎ 快眠のための工夫
快適な眠りには、正しい睡眠の知識と規則正しい生活習慎が重要です。
実践できそうなことから毎日の生活に取り入れましょう。
<起床・日中編>
● 毎朝、同じ時間に起床しましょう。
一定の睡眠と覚醒のリズムが身に付きます
● 朝起きたら太陽の光を浴び、体内時計のスイッチをオンにしましょう
● 昼寝をするなら、午後3時までの20~30分間にしましょう
● 規則正しい3度の食事と、適度な運動を心がけましょう
<睡眠・睡眠準備編>
● 早寝はやめましょう(午後5時~I0時は眠りにくく「睡眠禁止ゾーン」と呼ばれる時間帯です)
● 寝床は眠るためだけに使い、眠くなければ別の部屋でリラックスして過ごしましょう
● 眠る前のカフェイン(コーヒー・紅茶・緑茶など)、タバコ、明るすぎる照明などの刺激物は避けましょう
● 寝る直前に体温が上がる行動(入浴、熱いものを飲む)は避けましょう
● 寝酒は、寝付きには良くても夜中に目が覚めやすくなるため避けましょう
<関連サイト>
50代で増える不眠の悩み
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42787402.html
ぐっすり眠るコツ、「長すぎる睡眠」は逆効果
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42457192.html
不眠症治療、寝酒に頼ると逆効果
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/40419307.html
意外に怖い不眠症 ①
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/40410094.html
不眠症の治療に新薬
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/39711779.html
睡眠薬
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42742769.html
睡眠と体脂肪
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42258065.html
子どもの睡眠不足、大丈夫?
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/42209271.html
危ない睡眠に気をつけて
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/39420820.html